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活字ばなれというより活字まみれ?自分が「どうしたいか」は書くことで明確にしよう

活字ばなれ。
本当にそうかな?

「活字」というものを「本」に限定するのなら、たしかに活字ばなれは進行しているかもしれませんね。

でも、活字が「言葉を用いた情報」だとしたら、ネットに、SNSに、電子書籍など、これほど活字にまみれている時代はないんじゃないかな。

活字まみれ。言い換えるならインプット過多の状態だと思います。

スマホを持てば、ひっきりなしに通知が鳴り、それを一つひとつ処理していく。

他人の意見に疑問や反論を持ったとしても、「次」を処理しないと通知がどんどん溜まっていく。

そうすると自分が何を感じ、何を考えているのかを言葉にするよりも先に、新しい情報が入ってくる。

だから、自分が「どうしたいのか」「なにをしたいのか」がわからなくなるときがあるのかもしれません。

そんなときこそ自分の頭で考え、自分の意志を示すことが大切ではないでしょうか。

自分の方向性を見定めるには書くことです。書くことは自分と対話することだから。

書いているあいだは、自分の外側ではなく自分の内側に意識が向き、自分の心の声を聴くことできます。

活字まみれの世の中にあるのは人生のヒントだけ(その中には嘘もあるかもしれないけれど)。

いくらインプットしたとしても、最後は自分で答え(=アウトプット)を出さないといけません。

自分以上に自分を知っている人はいないんですから。


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