図書室つながり「怪」読書~クック『図書室の怪』からの緑川聖司『図書室の怪談 悪魔の本』
私はテーマを決めた読書というのを時々やります。にわか司書になったつもりで、自分の書棚から関連書を抜き出し、勝手に自分にお勧めするのです。自己満足以外の何ものでもないのですが、手当たり次第乱読ぎみの普段とはまた違った読書体験が得られてよいものです。
先週末は、図書室つながりをテーマにした怪奇読書を楽しみました。一冊目はマイケル・ドズワース・クック著/山田順子訳『図書室の怪 四編の奇怪な物語』(創元推理文庫)、二冊目は緑川聖司著『図書室の怪談 悪魔の本』(ポプラキミノベル)です