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eスポーツチームを作ってみた話

2020年はいろんなことがあったなーというまとめ記事を書きたいんですが、ちょっと長くなりそうなので一番のニュース?になると思われる「ATLAS IN TOKYO」を立ち上げた話をしてみようと思います。

なぜ作ろうと思ったか

まずなんでチームを、ってところからだと思うんですが理由はいっぱいあって、どれが一番大きな部分なのか自分でもよくわからないです。なので順番に説明していきます。

kushiがいたから

これは会社としてというより黒川個人的な理由としては一番大きいかも?です。今年の9月まで所属していた野良連合でフォートナイト部門のマネージャーになった時に選手として出会ったのがきっかけで親しくなりました。本人の人懐っこい性格もありkushiが野良連合を辞めてからの別のチームの所属してからも、そのチームが解散して別ゲームの競技シーンでプロを目指した時期もずっと連絡を取り合ったりしていました。

その頃からなんとかして自分が出来るサポートないかな、とずっと思っていた1つの形がチームを作ることでした。

②頑張ってる人を応援したかったから

黒川は小学校からソフトテニスを初めて、大学卒業までそれ1本で生きてきました。これは親含め、周りの応援なくてはならないものだったなと思ってます。進路としても上下関係は緩め、基本練習特化型な高校時代は自分の成長になくてはないものでした。全く逆の古き良き超体育会系の上下関係、実践練習中心の大学時代では足りないモノ全てを見せてもらいました。

その時の情熱?に近いテンションが今の黒川のeスポーツにむける感情にはあって少しでも選手が競技に向き合いやすい環境を作ってあげたいと思っていました。前職でもDJのマネージャーを長くやっていたので応援体質というかサポーター体質が染み付いてるのかもしれません。

③継続させたかったから

上の2つの理由だけだとプライベートでアマチュアクランでも作ればよくない?って話になりそうなので3つ目を。黒川は感情が入りやすいタイプなので一度会ったり、仕事したり、なんならDiscordで通話しただけでもよっぽどのことがない限りその人のことを好きになります。例えば野良連合時代に選手の採用面接を300人くらいと通話しましたがなんらかの形で競技シーンにいる人は今でも応援してるし、連絡取り続けている人もいるくらい。なんなら今でも一緒にやりたい人もいっぱいいます。

そうなった時に感情で走る黒川がアマチュアクランで回すと資金はもちろん、肉体的にも限界はくるんですよ。やってあげたいことも、やったほうがいいことも、やるべきことも手が回らないって瞬間が絶対くるんです。(経験済み)モチベーションの高い選手をこちら側の都合で活動に制限をかけるのが嫌なので。継続して選手をサポートしていくためには法人格のある組織の中で事業として回転していくことが必要だと考えました。

以上3点がざっくりだけどチームを作った理由の大きなところです。

いつから考えてたか

野良連合にマネージャーとして参加するちょっと前からです。多分その頃から貴族さんにはそんな話もしていていろんなことを教えてもらいました。沢山の人を紹介してもらったり、任せてもらう仕事も多分多かったと思います。実際に野良連合じゃなきゃ出来ないことがいっぱいあって、約1年半?くらい本当に刺激的な時間を過ごすことが出来ました。

でも大きな野良連合だから出来ないこともいっぱいあって、自分が勤める会社とのタイミングもあり9月に卒業しました。

チームとして目指すこと

世界ー、日本一、競技としてトップ目指す選手とその為の環境を作れるチームにしていきたいと思っています。

ただそのゲームで最強の選手を集めたいとか、最強のチームにしたいというよりは胸を張って「世界一を獲る」と言えるような環境を作りたいというか。このチームでは大きな目標を掲げても笑われないし、必要なサポートを受けられると思ってもらえるような、本気で頑張れる環境をチームとして作っていきたいと思っています。今無名でも結果が出てなくても根拠のない自信でいいから本気で目標に向かって頑張れる人を応援出来るチームを目指したいです。

どうやって実現させるか

正直根拠のない自信しかないです。今は。大手企業の後ろ盾はないし、今のうちの会社には今年のコロナを乗り切るのが精一杯だったくらいの資金力しかない。eスポーツチームの運営にはお金がかかる。想像以上に。そして想像以上に儲からない。でもやるって踏み切ってくれた会社に感謝しかない。

ガッカリされないように根拠のない自信の根拠を少しだけ。

①日本一、東京一の経験がある。

高校時代、大学時代にソフトテニスで日本一、東京一の経験がある。&そこを目指す組織の雰囲気、必要な努力の量、質を知っている。っていうは強いんじゃないかなと。

②マネージャーとして目標を一緒に目指して達成した経験がある。

前職のDJのマネージャー時代、1年目の目標、2年目の目標、3年目の目標、今となってはびっくりするくらいのステップの目標を立ててそこに向かって一緒に努力を重ねて、結果に涙した達成感、成功体験には自信をもっていいんじゃないかなと。

③努力したらなんでも出来ると思ってる。

一番しょうもない理由かもしれないけど、①でも②でも頑張って出来ないことがなかったので。プレイヤーが本気で頑張っていて、マネージャーや組織がそこに対して真摯に向き合えば大抵のことは出来ると思ってます。そのスタートが早ければ早いほど達成出来る確率は上がるだろうけど、三十路ボンバイエが人生のテーマ曲なので始めるのに遅すぎるこことはないとおっもってます。

という根拠のない自信の根拠の上で、具体的には実務的な部分でのサポートはある程度の水準以上では出来る。指導者を目指していた時期があってスポーツ心理学が好きで勉強していたので結果を出せない自分との向き合いかたとか、メンタル的なサポートが出来る。感情が入りやすいので誰よりも本気で熱量をもって応援出来る。という具体的な根拠も少しはあるんです。

どんなメンバーでやっていくか

チームとして先走るタイプでお金を稼ぐのが苦手なんで、お金にするのが得意な人に上手く使ってもらいたいです。(極論)

黒川の"好き"の熱量を超えてくる人と一緒にやっていきたい。

と思ってます。

選手としてもストリーマーとしても目標に向かって本気な人とやりたいです。

なんとなく困った時にアドバイスだったり、なんなりサポートしてくれそうな勝手に頼ろうと思ってる諸先輩方も業界にいっぱいいるし。と思ってます。(2021年はそういう人に頼りまくろうと思ってます。)

選手としてはkushi、つぶみの2名がすでにうちにはいて、ストリーマーとしては榊原美紅、あちゃりる、ゆみの3名がいて、どちらの部門も多分増えます。フォートナイトと鉄拳以外にもブロスタは絶対にやりたいし、まだ出会えてない熱い選手とはタイトルがなんでも一緒にやりたい。

最後に

チームのことから離れないように、と思ってもうまく文章になってるかわからないですがもう年を超えそうなので読み返すこともなく勢いで公開します。

今年は本当にありがとうございました。

来年2021年は今年以上にお世話になります。恩返しもしていきます。

黒川良平

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