何のために走っているのか

2019年5月31日 23:49

写真は、2015年にベルリンマラソンを完走した時のものです。

「いやー、なんて幸せそうな顔ww」

その理由は、この後こんな美女がノンアルビールをくれるからです。

冗談はさておき、私は「大阪マラソン」っていう大阪の新しいお祭りを、幸運にも立ち上げからお手伝いをさせて頂いた事がきっかけで、陸上に出会いました。そして今や陸上漬けの日々を過ごしています。

ランナーズのマラソン年代別トップ100位には入れないけど、年間出場レース数なら、全国トップ100位には確実に入る自信があります。（ランネットさん発表して！）

小学生から大人までは野球部で一応ピッチャー。どちらかと言うと走るのは嫌いな方の人でした。試合の合間に「ずっと河川敷走っておけ！」とか理不尽な事を言われて、勿論サボってましたよ。

そんな人間が仕事きっかけで陸上に出会い、業界研究のつもりで少しだけ走り始めたのが30歳の時。

当時は完全に舐めてましたね。適当に月20km位走って、走れる気になってました。

いや、完全に舐めてますよね。当時最長練習距離は10kmで、ほぼ練習無しでのぞみました。

だって舐めてたんですもの。

その時はまだ全国放送があったので、多分放送枠の関係でお昼スタートの北海道マラソン。

スタート前に30℃近くになり、周りで倒れ出す人が出る始末。それでもまだ「体力ねーのに出るなよ」って上から見て舐めてましたよ。

いざスタートすると今度は私の番。15kmが限界でした（当たり前だバカ）。膝がおかしくなってとぼとぼ歩き、案の定25km関門で収容となりDNFとなりました。

気付くの遅いよあんた！！
今の自分ならぶん殴ってますね。

そんな感じが自分の陸上のスタートで、流石に悔くて、2013年位からは真面目に少しずつ練習をはじめて、何とか去年サブ3までやって来ました。

平日はほぼ毎日トレーニングをして、尼崎ナイトランナーズにも参加。関西最強クラスのチーム「GRlab」にも入れて頂き、気付けば世界6大メジャーマラソンも完走しちゃいました。

土日は基本毎週レースに出て、空いた日で神戸市の陸上クラブ「北五葉NAC」で、小学生向けのボランティアコーチとして選手をサポートしています。
※2017年に、日本陸上競技連盟のジュニアコーチ資格を取得。

幸運にもスポーツメーカー様のランニング製品や、ランニングを起点にした、「プロモーションプランナー」としてのお仕事も頂けております。

大阪マラソンをはじめ、これまでも沢山マラソンやスポーツ関連の仕事に携わらせて頂きました。

今年からは、会社に実業団登録を許可して頂き、（すっごく遅い）実業団オッさんランナーとしての活動もはじめました。

そんな私が最近言われるのが・・・

うんうん。そうですよね。わかるわかる。SNSなんて陸上の事しか書かないし、仕事も大してせずにシリアスに走ってばかりいるアホ。

まぁ、そんな感じで写っているんだと思います。（はい、正解です）

そんな私でも、今からどれだけ練習してもエリート選手になれない、単なる市民ランナーだって事はさすがに分かっています。

そりゃ勿論、いつか「福岡国際マラソン」には出てみたいし、今シーズンの目標は5000mで16分台を出して「実業団ハーフマラソン」に出る事です。

でも、いつかタイム的な成長が止まる日が来るでしょう。じゃあそれが無くなったら陸上から離れるのか？

だから聞かれるとこうやって答えています。私が走ってるのは・・・

アホが偉そうにすいません。でも陸上が楽しくて楽しくてたまりません。こんなに楽しい事をとことんやれる環境にいる事に、心から感謝しています。

今の自分にとっての陸上は、「スポーツ」の語源にあるように、楽しむ事が前提です。誰かと何か競ったり、タイムだけを追い求めるのではなく、QOLを上げ自身の人生を豊かにしてくれるものなんです。

大好きになった陸上で、多くの人と出会い、自身が出来る事やランナーとしての経験も増やし、その掛け算で自分らしさが磨かれて、将来的には世の中に必要とされる珍しい人になれれば嬉しいと思っています。

色々長くなってしまいましたが、陸上の楽しみ方にも色々なものがあります。だからこそ私も短期間でここまでハマっています。

そんな自分がこれまで経験したり、これから知る陸上の楽しみ方を、少しでも多くの方にお伝え出来ればと思い、noteをはじめます。

出来るだけ定期的に更新しようと思いますので、またお時間あれば覗いて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

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