見出し画像

noteを始めたきっかけ(現状に対する危機感)②

こんばんは!くろいです。

土日は爽やかな気候になりそうですね、来週以降も続いて欲しいです✨

3回目の今回は、前回書ききれなくなり途中で切り上げてしまった、私がnoteを始めたきっかけ(現状に対する危機感)について、お伝え致します😀
前回、以下の2点を副作用として取り上げました。


1. 投資信託は責任感に欠けるビジネスモデル
2. チームと過ごす時間が非常に少ない


1.としてファンドマネジャーという【職業】・投資信託という【業界】について前回触れましたが、今回はもっと根源的な部分である2.について語らせていただけたらと思います!

2. チームと過ごす時間が非常に少ない
お客様の資産をお預かりするという仕事である以上、仕方がないことではありますが、仕事関係のことに非常に多くの時間を充ててしまい、チームと過ごす時間が極めて少ないです。
初投稿時にも述べました通り、私はチームという言葉を

家族、友人、パートナー、私生活でお世話になっている方々

として定義しています。人間として生きていくうえで核となる部分であることに異論の余地はないと思いますが、私は満足いく接し方ができていません。
これに改めて気づかされたのが、祖父と愛犬の死です。

実家で飼っていた愛犬は、当時気性が荒かった私の性格を矯正してくれた大切な存在で、家族の間で【天使】として扱われていました。
いつも穏やかで決して人を噛んだりせず、家族の空気が悪くなると、わざと明るく振る舞って癒しを提供してくれるムードメーカーでもありました。

画像1

そんな彼が亡くなったと聞いたとき、私は企業決算シーズンの真っただ中でした。
悲しいけれど忙しい。愚かな話ですが、あまり感情が乱れることはありませんでした。
もちろん、家に住んでいる友達のように接していましたし、彼も私のことを友達として接してくれていました。

「落ち着いたら帰省して父さんと母さんと供養しよう」

あれだけ一緒に過ごして大切なものを沢山もらったのに、この程度しか考えていませんでした。

その約二週間後、祖父が亡くなりました。

祖父は、若いときに相当厳しい人だったらしく、親族の間では尊敬の念を持たれつつも恐れられている存在でしたが、私は一番下の孫だということもあり、とても可愛がってもらえました。
当時、祖父は私の実家から自転車で30分ほどの場所に住んでいたため、困ったことや迷うことがあった時は自転車を走らせて祖父母の家へ行き、よく相談に乗ってもらいました。今風の表現だと、「メンター」的存在です。

そんな祖父が入退院を繰り返していることは、両親との電話で把握していましたが、国体の選手でもあった祖父と【死】というイメージをどうしても結びつけることが出来ず、

「帰省する時間なんてないし、じいちゃんだったら大丈夫でしょ!しかもコロナだし田舎に帰ったら色々面倒そうだな」

と屁理屈をこねて大切な人をいわば放置してしまいました。
とある日、叔父から

「じいちゃんがくろい君と話したいって言ってるよ、休日にテレビ電話できる?」

と連絡がきました。
休日の数十分なら全く問題ないので、電話できる旨を伝え、当日までいつも通り生活していました。

テレビ電話の日。約束の時間ギリギリになって叔父から連絡がきました。

「今日は体調が悪いらしいから、急でごめんだけど後日でもいい?ごめんね」

祖父は私の前でカッコつけたがる、というのは親戚間で有名な話だったので、

「もちろんです!いつでも大丈夫なので次回楽しみにしていますね!」

と返信しました。
その四日後、母から祖父が亡くなった連絡が来ました。
私は職場のデスクで思考が完全に停止しました。沢山のサインが出ていたはずなのに、世間体と自分の生活を優先して大切な人を無下に扱っていた自分を殴りたくなりました。

しかも、その日は平日でマーケットが開いてたので、数日仕事を離れたら上司や同僚に大きなしわ寄せがいくのは明らかでした。飛行機の予約状況を見てもコロナ禍でかなりの数が減便になっており、仕事終わりで飛び乗れるような選択肢は見当たりませんでした。
結局、お葬式の日には帰れるものの、お通夜とお葬式には間に合わない旨を母に連絡しました。

不幸中の幸いでしたが、飛行機が予定よりも早く到着したので、火葬の直前に祖父の顔を見ることができました。

葬儀後、親戚と話している時に認識しました。

「僕ってクズだな」

あれだけ良くしてもらっていたにも関わらず、お葬式に大遅刻し、祖父に何もプラスになることが出来ないままお別れ。【恩を仇で返す】の典型例。

愛犬の死に間際についても両親から説明され、大切な人が立て続けにいなくなったことを実感しました。

帰りの飛行機で、現状を見つめ直しました。
祖父や愛犬だけでなく、周囲に居てくれる人を無下に扱っていることに気づきました。妻と過ごす時間は週末の半日程度で家事はほぼ丸投げ、友人達の誘いは断り、沢山のインスピレーションを与えてくれる異業種の諸先輩方とのご飯には顔を出さず。

「最低じゃん」

自己満足の世界で生きて、自分の価値観を大切な人達に押し付けているだけでした。存在価値がないどころか、寧ろ害悪。

1. 投資信託は責任感に欠けるビジネスモデル
2. チームと過ごす時間が非常に少ない

現状がダメなのは明らかですので、変えることにしました。いくつか選択肢を考えましたが、最適解はやはり

「自分でやるしかない、起業しよう」

でした。

起業すれば否が応でも自分事になるので責任感の欠落など発生するわけがなく、チームのみんなと過ごす時間も今よりは圧倒的に作りやすいはずです。そして、ワクワクします!

2回に分けてnoteを始めたきっかけを述べさせていただきました。
結論は【起業のため】です!
ビジネスモデルはある程度考えてあるので、これからチームと皆様のnoteを参考にさせていただきながら、密度を高めていきたい所存です。

みなさま、これから宜しくお願い致します✨

本日も最後までお読みいただきありがとうございました😀

くろい

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集