トラピスチヌ修道院 函館
北海道に移住してもう六年にもなるのに、初めて函館のトラピスチヌ修道院を見てきました。
嫁がどうしてもメダイ(キリスト教のお守りみたいなものです)が欲しいというので、小さな車でトコトコと高速を走り、行って参りました。何でお守り?なのか・・・嫁の仕事関係でちょーネガティブな方がいて、、その人のブラックな影響を防御したい!!(笑)らしいです。
さて、理由はどうあれ、私としては以前から少し気になっていた場所なので、行くきっかけが貰えて非常に嬉しいお出かけでした。
平日の午前中ということもあり、10時頃からお昼に掛けて見て回りましが、他のお客さんは数人で、非常に静かな佇まいを感じる事ができ、個人的には最高でした。
階段を上り、修道院の建物に辿りつくと、そこには中世のヨーロッパ風の建築物が・・・私、建築関係に身を置いた事はありますが、専門ではないので建物の意匠がどうのこうのってのはよく分からないですが、ただただ単純に、「美しさ」や「やさしさ」を感じるデザインを満喫してきました。
ひとかけらの厭らしさも感じさせない曲面の使い方や、伝統的なレンガ造りの重厚感、そして、絶妙なる色合い・・・ドアが白さとレンガの淡い茶色が何ともいえないファンタジックな雰囲気を醸し出します。
うう~ん。ただただ、優しく美しい。眼福である。
中がすごい見たいけど、女性修道院という事で、申し込んでも私は入れません( ノД`)シクシク…
ローから撮ると、そらの白さが後光の様で、神々しささえ感じます。って、修道院なんだから神々しくて当たりまえか^^;
天窓の周辺の造形と、丸窓がお洒落過ぎです。
私が建築関係に居た頃から、この丸窓、ボチボチと建売住宅にも浸透してきて、今では一般住宅でもよく見かける様になりましたね。でも、この丸窓はデザイン的に使い方が難しそうだなと・・・ツボを外すと一気にただダサいワンポイントになってしまうという恐怖(;´Д`)
注文建築では、納得いくまでデザイナーさんに注文を出しましょう!
で、敷地をぶらぶらと歩いた後、売店で嫁さんのお目当てのメダイ、、、結局ブレスレット?をゲットして、駐車場へ。
帰りもお昼ということで、函館市内のお蕎麦屋さん(交通公園という小さな公園の傍にポツリとあるお蕎麦やさん)に立ち寄り、道南らしくニシンの温蕎麦を食べてから帰路につきました。
いや、やばいくらい美味しいニシンそばだった・・・ベースとなる温蕎麦の汁が優しい感じなんですが、甘く炊いたニシンが合うんですね。
暖かくて優しい味のそばつゆが、のどを通り過ぎていくと、普段どれだけ化学調味料で作られた味を胃腸にぶち込んで生きているかを実感させられます。
そんなわけで、ぶらりとトラピスチヌ修道院を見てきました、、、という、ちょー個人的な記事でした。ってか、たんなるオッサンの日記ですね。
大したカメラも持ち合わせないので、スマホのチープなカメラで撮りましたが、やっぱ綺麗なもの(ひと、動物、建築物など)は、いいカメラが必要だなと感じました・・・一眼欲しいけど、高すぎて手がでないや。
カメラ欲しいよ!神様!
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