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東京23区発祥の地めぐり

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徳川家康の入府以来、日本の政治・経済、そして文化・芸能の中心都市として発展し続けてきた江戸・東京には、様々な物事の始まりの地があります。学校・企業・産業・芸術・風俗など、数多くの…
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#大田区

これまでの東京23区発祥の地一覧

これまでに投稿した、「東京23区内発祥の地」の目次ページです。 以下のページに各区の「発祥の地」一覧と区ごとの地図があります。地図は有料部分ですが、一覧は無料で読めます。 ★千代田区発祥の地一覧(50か所+α)★中央区発祥の地一覧(60か所)★港区発祥の地一覧(37か所)★新宿区発祥の地一覧(20か所)★台東区発祥の地一覧(24か所)★文京区発祥の地一覧(21か所)★渋谷区発祥の地一覧(6か所)★江東区発祥の地一覧(11か所)★墨田区発祥の地一覧(12か所)★品川区発祥の地

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羽根付餃子発祥のお店

中国から帰国した創業者が考案、蒲田の名物に★ジャンル【店舗】  ★場所 大田区蒲田4-24-14 ★最寄駅 京急蒲田駅 ★掲示文 特になし ★解説  羽付餃子は、いくつかの焼き餃子の間に溶いた小麦粉を流し込んで焼き、薄く焼けた皮で餃子同士をくっつけてしまうものです。パリパリになった皮が鳥の羽根のようなので「羽付餃子」と命名され、この蒲田界隈に多くの店があります。最近は全国に羽付餃子を出す店があり、ご家庭でも作る人が多くなりました。  こうした餃子は中国にはないようで日本発

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大田区発祥の地一覧(12か所)

(2022.8.2、羽根付餃子発祥のお店を追加しました) 「海苔養殖業発祥の地」 「アサヒビール東京工場の跡」(アサヒスーパードライ誕生の地) 「糀谷浦海苔漁業発祥之地」 「高砂香料創業の地」 松竹橋親柱(松竹映画発祥の地) 「日本舶用ディーゼル機関発祥之地」 「我国最初のエレベーター専門工場誕生の地」 「池上競馬場について」(日本人による洋式競馬発祥の地) 「馬込半白節成胡瓜 馬込大太三寸人参発祥之地」 「ロボットコンテスト発祥の地」 「破魔矢の元祖矢守」 羽根付餃子発祥

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「ロボットコンテスト発祥の地」

今も続く学生の「ものづくり」競技会★ジャンル【科学】  ★場所 大田区石川町1-31 ★最寄駅 東急線大岡山駅 ★碑文 「もの作りは人作り ROBOCON 制御工学科では、創造的もの作り教育の重要性を先見し、単一乾電池2個のみを用いて、人1人を乗せて走る車を創作し、競技する授業を発案、1982年2月5日に競技会を行い、大成功を収めた。これが多方面からの注目を集め、ロボット工学と融合改善され、広く国内外に普及しているロボコンの源流となり、『もの作りは人作り』との標語までもが生

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「馬込半白節成胡瓜 馬込大太三寸人参発祥之地」

馬込で開発されたきゅうりとにんじん★ジャンル【農業】  ★場所 大田区西馬込2-20-1 ★最寄駅 都営地下鉄浅草線西馬込駅 ★碑文 馬込手白節成胡瓜の由緒 「馬込村では、昔から大井節成が多く栽培されていたが、明治33年ごろに白い部分の多い、独特の性質をもった馬込半白がつくられた。市場価値も高く、馬込の特産品となった。馬込半白は、『つる』の10節位から続いて雌花のつく節成種で、つるの伸びの柱栽培を開発し確立した。大正9年ごろ『大農園』という採種組合が篤農家、河原梅次郎氏を中

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「池上競馬場について」(日本人による洋式競馬発祥の地)

日本人による最初の馬券販売★ジャンル【文化】  ★場所 大田区池上6-30-11 ★最寄駅 東急池上線池上駅 ★碑文 「明治39年(1906)から明治41年頃、池上村(現在の池上6〜7丁目付近)に競馬場がありました。日清・日露戦争後の当時、政府は軍馬の不足解消と資質改良を目的として海外から優秀な種馬を輸入するとともに競馬会の設立を奨励しました。そして明治39年11月24日、日本人による洋式システムの最初の競馬がこの池上競馬場から開始されたのです。しかし競馬熱が異常に高まり弊

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松竹橋親柱(松竹映画発祥の地)

奇跡的に残っていた撮影所前の橋の遺構★ジャンル【文化】 ★場所 大田区蒲田55-37-3 ★最寄駅 蒲田駅 ★碑文 「当地には、かつて、松竹キネマ蒲田撮影所があり、その正門前を流れていた逆川(さかさがわ)には「松竹橋」がかかっていました。 「アプリコ」のあるアロマスクエアには、1986年(昭和六一年)に公開された映画「キネマの天地」撮影のために製作された「松竹橋」が、蒲田の歴史を物語る記念碑として移設されています。 こうした地元の思いを知った鎌倉在住の方より、戦中戦後の混乱

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「糀谷浦海苔漁業発祥之地」

由来不明ながらかつての海苔養殖盛んな地★ジャンル【産業】  ★場所 大田区東糀谷5-14 ★最寄駅 京浜急行羽田線大鳥居駅 ★碑文 特になし ★解説  大鳥居駅から徒歩で15分ほどと、ちょっと不便な場所にあります。駅から北の方に進んで行くと、北前堀緑地という川を埋め立てた公園があり、その西側入り口近くにあります。  船の形をしたモニュメントで帆の部分に碑銘がありますが、字が薄れ、もうほとんど読めない状態です。誰がどういう由来で設置したのかもよくわかりません。  「海苔養殖

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「海苔養殖業発祥の地」

江戸前で始まった海苔養殖★ジャンル【産業】  ★場所 大田区大森北1-1 ★最寄駅 JR大森駅 ★碑文 特になし ★解説  JR大森駅東口を出た駅前広場内にあります。碑文なし、と書きましたが、これは碑というより大きなモニュメント兼解説パネルになっており、「発祥」「歴史」「大森」「発展」「継承」といったテーマで、大森の海苔養殖についての解説文が書かれています。つまりこれを読めば大体、大森の海苔養殖のことがわかります。  日本人にとっては身近な食べ物である海苔ですが、最近は寿

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「日本考古学発祥の地」

駅のホームにある珍しい発祥碑★ジャンル【文化】 ★場所 大田区大森北1-6-16 大森駅ホーム ★最寄駅 JR大森駅 ★碑文 「E.S.モース発掘百周年記念建立 アメリカの動物学者モース博士が1877(明治10年)横浜より新橋に向かう汽車の窓から大森貝塚を発見し これが契機となって日本の考古学が発達しました このブロンズは当貝塚出土の土器を約2倍に拡大したものです」 ★解説  発祥の地の中でも最も交通案内が楽な場所です(笑)。JR大森駅の1つしかないホームにあるのですから

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