Kuro

主に昔聞いていたHR/HMの音楽を聴くために最近レコードをはじめたおっさんです

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最近の記事

RIOTのThundersteel スピード、泣き、歌ありの最高傑作 無かったのは運だけ

RIOTというバンドは哀愁漂うメロディが特徴のメタルバンドです。 音だけ聞くとヨーロッパ系列のバンドかなと思うのですが、アメリカのバンドなんですよね。 Thundersteelは1988年にリリースされたRIOTの6枚目のアルバムです。 RIOTの日本での知名度をぐっと上げた、RIOT史上どころかメタル史上に残る超絶名盤。 メンバーは中心人物のマーク・リアリの他は以下になります。 トニー・ムーア - ボーカル ドン・ヴァン・スタヴァン - ベース ボビー・ジャーゾンベク

    • DP-400とAVR-1700の接続で発生していたノイズの問題が解決したっぽい

      実は私の趣味はレコードなので家にはDP-400というレコードプレーヤーがあります。 DENONのレコードプレーヤーで、見た目が格好いいので気に入って使っています。 少し前に家にAVR-1700HというAVアンプが来ました。 そしてレコードはこのAVアンプを経由してスピーカーを鳴らすことになりました。 とても気に入っている環境なのですが、レコードをかけ終わったあとしばらくすると、ポップノイズのようなドンっという音がスピーカーから聞こえてくることがあります。 スピーカーやア

      • Pain of SalvationのThe Perfect Element Part Iはもう一つのプログレメタルの決定版

        皆さんはプログレメタルというとどういったバンドを思い浮かべるでしょうか。 まぁSymphonyXとかQUEENSRYCHEとかFATES WARNINGとかいろいろな意見があると思いますが、Dreamtheaterの名前を挙げて異を唱える人はいないと思います。 そのDreamtheaterの代表作に「Image and Words」を挙げた場合、好みの問題はあれど異を唱える人はあまり居ないはずです。 なのでプログレメタルのメジャーな金字塔の一つとしてDreamtheater

        • Alice CooperのTrashは名曲ぞろいの私にとっても特別なアルバム

          Alice Cooperというミュージシャンをご存じだろうか。 実は私はよく知らないので調べてみたのですが、アメリカのミュージシャンで1969年から活動しておりグラムロックの代表格。 オジー・オズボーンやエアロスミス、トーキング・ヘッズやガンズ・アンド・ローゼズなどがアリス・クーパーのファンであることを公言しています。 浮き沈みありつつも現在まで活動を続けており、キッス、エアロスミスと並ぶアメリカンハードロックの重鎮といえる存在だとか。 そんな彼の大ヒットアルバム「トラ

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          レコードプレーヤーの針(カートリッジ)を交換してみた

          就業後家に帰ってゆっくりするときや、休日家でのんびり過ごすときなんかにレコードを聴いているのですが、最近なぜかちゃんと聴けないレコードが出てきまして、何故だろうと頭を悩ませていました。 その筆頭がこちら、Cannonball AdderleyのSomethin' Else。 先日Amazonで新品で購入したのですが、なぜか針に埃積もってるみたいな音が鳴るんですよね。 もちろん針の掃除なんかはしっかりしているんですが改善せず。 で、なんでだろうと思ってヘッドシェルを外してよ

          レコードプレーヤーの針(カートリッジ)を交換してみた

          レコードプレーヤーが壊れた その障害箇所の特定方法

          家のレコード再生環境に問題が出ました。 レコードをかけると左右のスピーカーからバランスよくきちんと音が出ず、右が大きくなったり左が大きくなったりしていました。 当初何が原因かわからず、新しく買ったレコードで現象が出たのでこれはこのアルバムの特色なのかしらとゲンナリしたりもしたのですが。 現象が酷くなってきて最終的には左側のスピーカーが一切ならなくなりまして、これは何かの障害だなということで、障害箇所の特定を行いました。 私には初心者並みのパソコンの知識しかないので、その知

          レコードプレーヤーが壊れた その障害箇所の特定方法

          Blind Gurdian:Somewhere Far Beyond〜このアルバムに出会ってなければメタルは聴いていなかったかも〜

          私が真剣に音楽を聴き始めたのは高校生の頃で、その頃はTHE STAR CLUBであるとかLAUGHIN’ NOSEといった日本のパンクバンドのCDを聴いていました。 しかしながらある日少しメタルに興味がわき、高校の同級生でメタルのTシャツを着ている奴に、なにか良いのない?と相談してみたところ進められたのがメタリカでした。 確かに「どんな音楽が好きか」と聞かれてよくわからないので「なんでもいい」と答えました。 しかしメタル初心者にいきなりスラッシュメタルは難易度が高く、早々に挫

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          レコードの針飛びを修復する

          中古のレコードを聞いていると、時々演奏が飛ぶことがあります。 これはレコードに傷が入っていたり、埃が付着していることで針が正確にレコードの溝をなぞることができず、違う箇所に飛んでしまう、針飛びという現象です。 埃の場合は掃除すれば改善するのですが、傷の場合そうはいきません。 調べていると針飛びするレコードは針飛びする箇所のレコードの傷を、溝に沿って爪楊枝で何度もなぞってやると改善することがあるようです。 早速こちらのレコードで試してみます。 こちらはMEGADETHの破

          レコードの針飛びを修復する

          children of bodomのHatebreederはメロデスの一つの到達点

          デスメタルがメロディを取り入れ、メロデスへと進化していった事で、デスメタルはごく一部のコアなマニアが好む音楽から、少しだけメジャーな方向に舵を切りました。 デスメタルはそこから更に様々な進化を遂げるのですが、Children Of Bodomが示した手法はデスメタルという音楽の枠を一つぶち壊すことに成功したように思います。 ほとんどメロディックメタルと言ってもいいぐらい、なんなら北欧の透明感を漂わせるぐらい美しく、キラキラしたバックにギャオギャオ言うデス声が暴れまわる。 こ

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          四ツ橋近辺の中古CD、レコードショップを回ってみた その2

          前回四ツ橋駅周辺の中古CD、中古レコード、セレクト系のレコードショップなどを回ってみました。 なかなかに個性的な店が多いのですが、HR&HM好きには少し物足りない結果になったので今回もう少し四ツ橋駅からアメ村方面に移動してレコードショップを回ってみました。 KING KONGまずはこちら、老舗の中古CDショップKING KONGです。 この店はもう20年近く昔からアメ村にあり、当時は三角公園近くのビルの2階あたりに入っていた記憶があります。 それがBigStepの地下1階に

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          大阪 四ツ橋駅近辺の中古CD、レコードショップを回ってみた その1

          大阪の四ツ橋駅近辺には中古(新品)レコード屋がたくさんあるという噂を聞きつけ、先日時間が許す限り回ってみました。 もしよければ同志諸君の大阪出張の際の滞在の際の参考になればと思い感想なども交えて紹介していきたいと思います。 詳しい場所はGoogleMapなどで店名で調べてみてください。 マルかバツ堀江店こちらはHR&HMを愛するものには結構重宝するお店です。 中古レコード豊富、中古CDもあり、両方ともメタル・プログレコーナーありでCDには手書きでバンド名が記載しており書

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          レコードの導入とそれに伴う様々な検討事項

          よそのblogでこっそり書いていた文章をこちらに統合するために再投稿しています。 音楽と音源と私 私が子供の頃、はじめて触れたレコードは何かの本のおまけについていたソノシートでした。 当時のテレビ番組のヒーローもののストーリーが効果音付きで吹き込まれており、それを子供向けの一体型のプレーヤーで再生する、そんな楽しみ方をしていました。 その後私が学生になり、アルバイトをはじめ、音楽にどっぷりと浸かり始めたころには既にレコードの生産枚数はCDに追い抜かれており斜陽産業となってい

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          我が家のレコードプレーヤー紹介 DENON DP-400

          レコードの話を色々と書き散らしているので、ここで我が家のレコードプレーヤーを紹介しておきたいと思います。 我が家のレコードプレーヤーはDENONのDP-400です。 元々レコードという趣味を始める前に、自分に合うかどうか様子見のつもりでオーディオテクニカの1万円ちょいぐらいのプレーヤーを購入して使っていたのですが、レコードの趣味は長続きしそうだとわかったので、どうせならプレーヤーももう少しいいものがほしいなと思って買い替えることにしました。 しかしながら鋭い耳の感覚を持っ

          我が家のレコードプレーヤー紹介 DENON DP-400

          Gamma RayのLand Of The Freeは看板シンガーをクビにしたアーライ神の意地が光った超名盤

          世の中にはどうしてもだめなものというのが存在します。 ヘビだったりナマコだったりシイタケだったり、色々な意味で「どうしても無理」という物です。 私の場合少し前までは干しシイタケを戻して醤油と砂糖で甘辛く炊いた物とWalls of JerichoのカイハンセンのVoがそれでした。 Gamma Rayの看板シンガーであるラルフ・シーパースがクビになったという話を聴いたのは確か1994年でした。 記憶をたどっているかのように書いていますが日時は調べたので間違いないです。 当時懇意

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          AerosmithのGet A Grip グランジオルタナ全盛期に大御所バンドが見せた意地

          エアロスミスとケアレスミスって似てるよね。 どうも、Kuroです。 1993年4月、多くのメタルバンドが重苦しく陰鬱な音楽を奏で、商業的に失敗していった、まさにグランジオルタナブームの真っただ中。 「しっかりせんかい!!」という喝が聞こえてきそうな名作アルバムGET A GRIPをエアロスミスがリリースしました。(某レビューからの剽窃) 外部ライターを多用し、非常にキャッチーな名曲ぞろいのこのアルバムは、エアロスミス初の全米チャート一位を獲得しました。 こちらのアルバムも

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          Motley CrueのMotley Crue グランジ・オルタナをうまく取り入れながら当時全く評価されなかった彼らの最高傑作

          高校生の時に日本のパンクロックに傾倒していました。 スタークラブ、ラフィンノーズ、ストラマーズ、マグネッツなどなどCDを買いあさって聴きまくっていました。 そんな高校時代に人生初めての彼女が出来まして、その彼女からチケット2枚あるからとコンサートに誘われました。 それがモトリークルーの大阪ホールコンサートでした。 当時パンクとメタルと言えば犬猿の仲。 パンクは精神性や生き様を売りにし、メタルはテクニックを売りにする。 パンクはメタルを魂がこもってない上辺だけの音楽、メタルはパ

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