己が国の政治家のだらしさを憤慨するのはよい。だがその国の政治家の姿は、国民の姿をそのまま写し出している鏡だ。あの卑しさやたるみは、私たちの内面なのである。不法には怒ればよい。だがそこには私たちにも責任がある。一片の曇りもなく政治家を批評できる国民などいない。

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