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チャリティコーチング~ウクライナ支援~の結果ご報告

ご報告が遅くなってしまいましたが今年4月に企画したアナザーヒストリープロコーチ養成スクール38期卒業企画チャリティコーチング~ウクライナ支援~についてご報告します。企画の記事は下記。

当初クライアントは20名で募集していましたが早々に申し込みがいっぱいになったため予定を30名に増やして実施。寄付額は合計…

83,222円

この金額は任意で振込についてご報告頂いた方の集計となります。実際は上記より多いかもしれません。少しでもウクライナの方々のためになっていれば嬉しいです。セッションを受けた方々の中にはわざわざ感想を送って頂いた方もいましたので簡単にご紹介します。

●自分自身の求めていることが明確になり動きやすくなりました。色々な気づきがありとても嬉しかったです。
●ウクライナ支援のため何かできないかと思っていたので金額は少ないながら、募金のことを教えて頂き感謝しております。
●この度は素敵な機会をいただき、ありがとうございます。親身になって聞いていただいたおかげで、解像度高く自己理解でき、自己変容のためのアクションプランを具体的に出すことができました。

受けて良かったとの感想を頂けたのと、コーチングをキッカケにウクライナへの支援が出来て良かったとの言葉が本当に嬉しかったです。
すべては参加していた15名のコーチたちの実力・素晴らしいセッションのお陰です。参加したコーチたちも良かったと言ってくれていて、それはこの機会でないと出会うことのなかった人たちと出会えたことやコーチングが世界をより良くしている実感を得ることができたからではないかなと個人的に思っています。

今回はご参加頂いた皆様、参加したコーチのみんな、本当に本当にありがとうございました。

終わったから言えるここだけの話を書きます。
この企画の始まりはアナザーヒストリーの最終講義終わりの飲み会。なんかやりたいねーと盛り上がり、38期のみんなで卒業企画としてコーチングを無料で提供していく企画でした。僕もまーそれでアナザーヒストリーのコーチング広まったらいいかと思ってました。

ある日、メンバーの一人であるこっひーから「ウクライナ支援をコンセプト に追加できないか?」と提案してくれたのです。しかし…素晴らしい!と思う反面即決できませんでした。本当にそれをやるべきか?という疑問があったからです。支援の方向で進める体で支援団体を調べたりチャリティーに詳しい人にヒアリングしたりしながらも悩んでいました。疑問に対する答えが出なければ僕は企画から離れることも考えていました。

なぜか?
理由はいくつかあります、というのも過去の世界一周の経験から、色んなリアルを現地で見ていて僕は自分の中で支援という行為に疑問を抱いていたからです。色んな視点で考えることができるのでこの考え方が正しいとは思っていません、これは一つの考え方だと思ってください。例えば支援してお金やモノが行き渡ることが本当に彼らにとって良いことなのかと考えていること。足りなくてもみんな笑顔で幸せそうだったし、ある国は急激に成長してモノと金で溢れたけど自殺者が増えたと現地の若者は嘆いていました。
次に支援したとして本当に困っている人に届くのかというところ。ここもある国行ったときに本来苦しんでいる人たちに届くはずだった物資が現地に届かず、どこからか物資が抜き取られ、それが販売されて利益を得ていたという話があります。実際僕は何も知らずにその物資を買っていました。諸説あるので本当かどうか調べるすべはないのですが。
そしてコーチングをチャリティーという形で提供することは業界として良いのかという視点。僕はチャリティコーチングを個人でやる分には問題ないと思っているし、捉え方はそれぞれ違うのでどう思われるかは自由だと思っています。しかし企画として実施すること、アナザーヒストリーの看板を出すこと、15人の優秀なコーチたちを巻き込むことになると話は別です。正直にいうと、批判する人もいるのではないかなと心配していました。

しかしもう半分はワクワクと期待でした。もしこの企画がうまくいったら?コーチングを受けたいというキッカケで世界の課題に目を向ける人が寄付を通して増えたらどれだけ素晴らしいだろうか。そしてコーチングを受けてその人の未来が変わったらどれだけ素晴らしいだろう。寄付先でウクライナの誰かが救われたりしたらどれだけ素晴らしいだろう。アナザーヒストリーのコーチングが広まりコーチングを学びたいという人は増えるかも。良いことしかないやんと。そう…実現したことをイメージすればするほど良いことしかないなと気付きました。最後はシンプルにこう考えました…

やらないよりやったほうが良い

めっちゃシンプル、やらなければ何も起きない、批判も肯定もない、お金も集まらないし、ウクライナのために何もできない、コーチングも広まらない。今困っている人が世界にいて少しでも力になれるかもしれないのに、やろうって言ってくれる仲間もいる。だったらやるでしょ…と。途中から成功させることしか考えていませんでした。少しでもマイナス面を解消するために支援団体チェックして、告知の文章も言葉を選んで。もちろんアナザーヒストリーにも連絡しました、イイね!とあっさりでしたが…笑。

そんな葛藤を吹き飛ばす勢いで申し込みが来て感想が届いて寄付をしたと連絡がドンドン届きました。今回僕はセッションをせずに完全裏方でしたが毎回クライアントとコーチに案内を送るときに、これは世界をより良くすることだと信じてメールを送っていました。終わった今でもこの企画でほんの少し世界は良くなったんじゃないかと思っています。

素晴らしい企画でした、やって良かった、本当に、本当に。これからもアナザーヒストリー38期のコーチたちの活躍をお楽しみに。またみんなで何かを仕掛けるかもしれないのでそのとき会いましょう、では!


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