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【J2第3節 vs京都 プレビュー】速さが勝つか、ピーキーさが勝つか

どうも、京都で一番好きな寺社仏閣は三十三間堂でおなじみ、コルクです。

試合概要

■試合情報:J2リーグ 第3節 大宮アルディージャvs京都サンガF.C. @NACK5スタジアム大宮
■試合日時:2021.3.13.Sat 14:00 K.O.

スタッツ・データ

■通算対戦成績

配色がハロウィンみたいになった。

■2021 現時点成績

大宮アルディージャ

■前節の試合概要

■試合情報:J2リーグ 第2節 大宮アルディージャvsヴァンフォーレ甲府 @NACK5スタジアム大宮
■試合日時:2021.3.6.Sat 14:00 K.O.
■試合結果:大宮 0-2(0-1/0-1) 甲府
■得点者:
30分:失点
77分:失点
■スタメン:

■前節の試合内容

※詳しくは上記のレビューを読んでください。

大宮の攻撃は相手を引き込んでから長距離のパスでサイド・相手DF裏に基点を作って展開していく事を狙いとしていた。得点には結びつかなかったものの、前半の序盤(甲府が前からプレスをかけている間)は一定の効果があったように思われる。
一方で甲府はCKから先制点を挙げて以降、積極的なプレッシングをあまりせずに5-4のブロックを敷くようになった。正直言って大宮サイドはあまりこの守備に対応出来ていなかった。
守備では4-4-2のコンパクトなブロックラインをベースに、積極的に奪いに行くスタイルを見せた。しかしそこには問題点が見られた。1stプレス隊であるCFの相手の中盤へのフィルタリングが上手く機能しなかったのだ。それにより、CHが非常に大きな負担を強いられ被カウンター時のSH-SBの縦関係において迅速なスライドを綿密に出来ていなかった。
後半はGKである上田が3バックの中央のような位置取りをして3-2-4-2のような形でビルドアップをし、若干攻勢を強めたが、細かいところのプレーが合わずになかなか良い形でのフィニッシュには至れなかった。
77分に再びCKから失点を喫し、0-2で敗戦。岩瀬健体制ホーム初陣を勝利で飾ることは叶わずに終わった。

京都サンガF.C.

■前節の試合概要

■試合情報:J2リーグ 第2節 京都サンガF.C.vs松本山雅FC @サンガスタジアム by KYOCERA
■試合日時:2021.3.7.Sun 14:00 K.O.
■試合結果:京都 0-0(0-0/0-0) 松本
■得点者:
なし
■スタメン:

■前節の試合内容

京都は新たに監督に就任したチョウ監督の下、アンカー制の4-3-3を今季から導入。n度目の正直のために、開幕2連勝を目指して臨んだ。
まず攻撃についてだが、ビルドアップ時はアンカーが下り、SBがかなり高い位置をとる事で、3-2-5のような形をとる。前に人数を掛けられる反面、割とリスキーな点もあり、松本のハイプレスに耐え切れずにアバウトに前に蹴りだして回収されてしまうというシーンも見られた。
ゴール前までの前進方法としては、SBを使った突破が多く見られた。京都は両SBに飯田・荻原を抱え、その攻撃能力はJ2でも指折りの実力である。また、中央には昨季J2得点王であるウタカがいる他、WG・IHがポジションをとっているため、かなり期待値の高い厚みのある攻撃を実現していた。
続いて守備についてだが、トランジション速度に関しては流石はチョウ監督といった印象だ。奪われたらボールサイドの選手は即アタックして奪い返し、縦に速い攻撃を繰り出していく―――といった狙いがあると思われる。ただ、キャンプではハイプレスの熟成に時間を掛けたのか、あまりセットされた守備の完成度は高くない印象を受けた。
そして、守備時の最大の特徴は攻撃時のリスク管理にある。2CBと1アンカーのみを残し、かなりの人数を前線に掛けていた。これは先ほども触れた、厚みのある攻撃に繋がっている。
しかし、そんなリスキーな戦術を採用している反面、京都の失点は未だに0だ。理由としては本多・バイスの圧倒的な対人能力の高さが挙げられる。裏を返せば、京都の守備はかなりこの2人に依存しているということなのだが、現実として180分無失点という事実が横たわっている。
とまぁそんな感じで開幕戦の相模原戦に続いて攻勢の時間が多かった京都だが、ゴールが生まれずにスコアレスドローでタイムアップを迎えた。

予想布陣

京都の変更点はなしと予想。中川のところに宮吉や中野克哉の起用も考えはしたが、まぁ中川予想が安パイかと。
大宮は山越・柴山のスタメン起用を予想。前節「より相手の攻撃を弾き返したい」という理由で山越が出場した文脈を汲み取り、対ウタカという点での起用を予想。柴山は奥抜を中央に持っていきたかった(筆者の)都合上、ドリブルに特徴があるサイドの選手として予想(ここは松田と悩んだ)。奥抜を中央に持っていきたかった理由はまた後程。

試合展望

エンタメ的な意味で面白い試合になるのではないかなと。お互いに守備時はボールへのアタック志向が強く、攻撃に掛ける時間は少ないという共通点がある。よって、かなり攻守の入れ替わりが激しい展開が予想される。
大宮としては、ここ2戦で形が見えてきた縦に速い攻撃を成就させ、得点を奪いたい。先ほども触れたように本多・バイスの対人能力はかなり高いので、その土俵で戦わないことが肝要かと思われる。大宮のアッタカー陣の特徴でもある裏抜けや1vs1の強さからチャンスを生み出したいところだ。
京都としては、引き続き厚みのある攻撃を遂行していきたいところ。大宮の守備はまだまだ未完なところが多く、特にサイドでの守備には問題があるというのは恐らくスカウティングで判明しているであろう。個人技も十分に兼ね備えた京都の攻撃は、我々大宮サイドとしては殊更警戒せねばなるまい。

さいごに

勝ちてぇ~~~~~~!!!

※「その程度の内容ならわざわざ書かなくてもよいのでは?」というごもっともな指摘はNG。

出典


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