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【日本の現状】保守とリベラルの違い

現状の日本で保守とリベラルの違いを端的に言うと、
保守は「日本はいい国だから、このまま残していこう」と考え、
リベラルは「日本は悪い国だから、すべて変えてしまおう」と考えているのだと思う。以下、①皇位継承②夫婦別姓③憲法改正の3つの論点で検証してみたい。
なお、筆者は保守側の考え方であり、その筆者から見た保守・リベラルの違いであることをお断りしておく。

皇位継承

「日本はいい国、このまま残そう」という保守から言えば、男系で繋いできた皇統があって、それで日本はいい国なのだから殊更変える必要はなく、むしろここを変えてしまっては日本そのものが変質しまうのではないかという危惧があるから、今のままの男系にこだわろうとする。
一方、「日本は悪い国、すべて変えよう」というリベラルにすれば、男系などという古臭いルールがあるから悪い国なわけで、日本の本質を変えるためにこそ、むしろ積極的に変えるべきだと考える。

夫婦別姓

保守から言えば、夫婦同姓のままで十分いい国なのだから、多少の不便で変えてしまうのは無謀だということになる。変えてしまえば必ず何か悪い影響があるだろうと怖れている。不便があるなら通称使用の拡大で対処すればいいだろうという訳だ。
リベラルから言えば、日本の悪いところの1つが夫婦同姓なのだから積極的に別姓にすべきということになる。選択制にしておけば誰も困らないだろう、ならば変えない理由がないだろう、ということだ。

憲法改正

9条に絞って考える。
これはリベラルの方が変えようとしているが、「戦前の日本に戻ってはいけない」というのが主旨だから、日本を変えるためには憲法は改正してはいけないということになる。
保守からすれば、安全保障の観点から、今のままの憲法では日本は守れない、残していけないと思うから、日本を残すためにこそ憲法は変えようということになる。

まとめ

以上、簡単にまとめてみた。
どちらによりシンパシーを感じるか、参考になれば幸いである。

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