子育てサポート薬剤師サービス
こんにちは。薬剤師をしている栗原智広です。
今年2月に山形県鶴岡市に新設されたTOKOAGE GIFTさんから先週ご提案を頂きまして、地域に貢献できるサービスを作りました。
TOKOAGE GIFTとは
【出産を通して一番頑張った女性に出産祝いを送りたい】が運営の井東敬子さん、菊池麻里子さん、諏訪部夕子さん、田山ちさとさん4名の想いで立ち上げられました。
社会全体の宝である子供が生まれた時に「出産祝い」を贈ることは一般的ですが、多くの場合は生まれてきた子供に対するお祝いになっていると思います。このグループの活動は、母親にお祝いを贈ることを通じて、子育てを間接的にサポートし、望む人が自然と赤ちゃんを産みたくなるような社会。「ぬくもりある小さな経済循環」を作ることを目指して活動を開始されました。
依頼を頂いて
自分にどんなことができるだろう...少しの間フリーズしました。
(たぶん、10秒くらい)
何かやりたい
何か貢献したい
そう考えて、やれることを考えました。
あ、もしかしたら
出産祝いは赤ちゃんにあげた方が両親ともに喜ぶだろうと思う人や、赤ちゃんが使う物を贈った方が家計が助かるだろうと思う人や、女性を特別扱いする活動に疑問を抱く人がいるかもしれませんね。
色々な考え方があっていいと思います。
僕の価値観を記します。
赤ちゃんが使う物を贈ればもちろん家計が助かるでしょう。それは間違いない。でも、お母さんは、十月十日赤ちゃんをお腹の中で育ててきて、命をかけて出産してくれました。
特別扱いしましょうよ!
家計が助かる物ではなく、出産後すぐに自分の睡眠時間を削りながら育児をスタートする女性に対して、【お疲れ様】【おめでとう】【これからがんばってね】などの応援する気持ちを伝えられるお祝いをあげましょうよ。
そう僕は感じました。
それを気づかせてくれたのが、井東敬子さんのFacebookの投稿やメッセージでした。
では、特別な商品があるわけではない僕ができることはなんだろうと考えました。
真っ先に思い浮かんだのは、
1年前、高校の先輩からLINEがきたのを思い出しました。
内容は詳しくは書けないので概要だけ。
先輩は看護師をしているのですが、ちょっとした病気で病院を受診して薬が処方されました。医師からは授乳は中止するようにと言われ、薬を出してもらう薬局でも薬剤師から薬を中止するように言われたそうです。
でも、ミルクは絶対に飲まず、母乳じゃないとダメな赤ちゃんでした。母が薬を飲むことで、母乳ではなくミルクを無理矢理飲ませても十分な量は飲んでくれないだろう。そうなると、ただでさえ具合が悪くまともに生活できない状態なのに、機嫌が悪くなった赤ちゃんの育児なんて絶対無理!
こんな時どうしたらいいのだろう?とSOSの相談を受けました。
僕が伝えたポイント
・母乳に移行する薬のため、中止するのが一番安全である
・薬は母乳に移行はするが、量は微量である研究データがあるので、短期間であれば母乳は中止せず薬を飲ませても大丈夫だろう
・薬を飲んで4時間空けば母乳中の薬の量はかなり減っていると考えられる。下記の提案。
搾乳をする→朝の薬を飲む→昼搾乳した母乳を飲ませる→午後搾乳&母乳→夜の薬を飲む→深夜は搾乳した薬や時間が空いていれば授乳させる
このようなアドバイスをしました。
病院の医師や薬剤師は間違えたことは言っていないし、僕も薬局の中で薬を渡す薬剤師の気持ちもよく分かります。薬局の中でお伝えすることって、一番安全だと思うことを伝えたくなるんですよね。
今回は、LINEでもらった相談でしたので、一番安全なのは授乳を中止することだと分かってはいるけれど、育児の状況を考えた時に自分の家族だったらどんな判断するかな?ということをアドバイスをしました。なんだかすごく感謝されて、救われたとも言っていただきました。
その言葉に一番救われたのは僕なんです。
必ずしも薬を正しく渡すのが必要なのではなく、
その人にあったアドバイスをすることが大切だと気づかせていただきました。
井東敬子さんから出店についてご相談を受けた時にそんなことが頭に浮かびました。
10秒間フリーズしている間に頭の中の引き出しが全部開いて
その次の瞬間、「ぜひ参加させてください」と返信していました。
実際、僕が提供するサービスは、先輩とのLINEがベースになっています。
看護師さんでも不安なことがあるんだ
看護師さんでも医師や薬剤師に深く相談できなかったんだ
そう思ったら、これをサービス化したいなと思いました。
当たり前だけれど、病院の受診をするとき赤ちゃんと一緒に診察をします。赤ちゃんが一緒だと診察時の医師の話、薬をもらう時の薬剤師の話が聞いているようでちゃんと聞いていなくて、家に帰ったら忘れてしまったなんてことはあると思います。
分からないから薬局に相談しようと思って電話できる人はいると思いますが、できない人もいます。
できない人の状況
・電話する時間には薬局が閉まっている
・赤ちゃんがようやく寝たところで電話をしたら、声ですぐに起きてしまう
・電話をするようなまとまった時間を作りにくい
などたくさんあると思います。
そんな時は、LINEやFacebookやメールなどテキストを使った相談はお母さんにとって都合がいいツールかなと思いました。
授乳をしながら。寝かしつけをしながら。要件だけ送信して後でゆっくり返信内容を確認する。記録として残っている。など
そこで、
僕がTOKOAGE GIFTで提供するサービスを考えたのが、以下のサービスです。
【プランA】テキスト相談放題:メール、SNS等で質問(24時間以内返信)
1口:1ヶ月 ¥500
【プランB】対面相談券(要予約):電話、オンライン面談、訪問 ※訪問は自宅から訪問先までの時間で計算。山形県内のみ
1口:30分 ¥500
【プランC】子育て支援薬剤師のオンラインサロン(招待制)
1口:1ヶ月 ¥500
※薬剤師や他のお母さん達と交流できる場
内容として、雑談チャット、個別チャット、お役立ち動画、お役立ち資料、オンライン面談(オンラインサロン内のZOOMのような機能活用)
オンライントーク(オンライサロン内のclubhouseのような機能活用)など
【特別プランD 買い切り】(6ヶ月放題:プランA 半年分&プランB 3時間分&プランC半年分) (12ヶ月放題:プランA 1年分&プランB 6時間分&プランC 1年分)
1口:半年分 ¥6,000
追加オプション 緊急相談:SNS ※こちらの都合で返信は即時〜24時間以内
即時返信がどこまで即時対応ができるかやってみないと分からないため無料サービス
サポートサービスは、
鶴岡市在住の薬剤師 栗原智広と山形市在住の薬剤師 山口貴史が提供させて頂きます。
オンライサービスのみでしたら全国の方を対象に実施致します。
栗原智広についてYouTubeを見て頂くとどんな感じの人間かイメージつけやすいと思います。
サービス申し込みから、利用までの流れ
サービスの申し込みフォーム
ちなみに
子育て中ではないけれど、子育てサポート薬剤師を利用したいなと思った方へ
わたしのサポート薬剤師は、子育てサポート薬剤師サービスと同様の内容を誰でもご利用いただけます。
サービスの申し込みフォーム
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
メールアドレス:kuri0513@gmail.com
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