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2023年5月に読んだ本

5月は待ちに待ったGWがある。やったー!本が読めるぞ!ということで4月の後半に割と買い込んだんだけれど、家の用事が諸々あって想定の半分ほどしか本が読めなかった。まあ、しょうがない。ゼルダもやらなきゃいけないし(歪んだ使命感)
読み途中の本もあるけれど、まずは読み切った本の感想を書いていくぞー!

ほんとはかわいくないフィンランド

フラッと入った本屋さんで見つけた。装丁が可愛くて思わず手に取ったんだけど、題名を見て「可愛くないフィンランドってなんだ??」と疑問に思い、数行読んだところで「あっこれ面白いや」と気づき購入。
私のフィンランドのイメージは、サウナ・北欧・ムーミンがあって、総じて子育てに優しいという認識だった。読んだ後も子育てに優しい(産んだ後のサポートが手厚い)というイメージはそのままだったが、程よい距離感で遠すぎもせず、割と近い距離でサポートがある環境はとても良いと思った。都内の子育て、特に育休中はは”孤独”だったので、こんな距離でサポートがあったなら…と思わずにはいられなかった。
また、フィンランドは時間の流れがゆったりしていて、日々セカセカと動いているなーと思って過ごしている私には「ここに住んで仕事したい」と思うほどだ。編み物王国だし。編み物が趣味の私としてはパラダイスじゃん。
もちろん住みづらいところだったり、国の文化が違うということはあるけれど、気づいたら1週間・1ヶ月過ぎている目まぐるしく過ごす日々を思うと、どうしても羨ましいなと思わざるを得なかった。フィンランド全てがゆったりしているとは思わないけれど、時の流れの感覚が違うんだろうなと、そう思った。
この次に出ている本も、すぐ購入した。


風と共にゆとりぬ

「かわいくないフィンランド」と同じタイミングで購入したこの本、本の帯の「"あの"肛門記の後日談が読める肛門記〜Eternal〜書き下ろし!」が目に止まり、いや、頭から離れなくて、気がついたら手にとってレジに歩いていた。肛門記ってなんやねん、とエセ関西ツッコミをしながらパラパラとめくったんだけど、これは電車で読む本じゃないなと思って笑顔でそっと閉じた。うん、家で読む本だ。迂闊にカフェや電車で読んだ場合、周りから白い目で見られること間違いない。
「桐島、部活やめるってよ」の作者のエッセイ。この軽量で面白い文章はなんだろうか。

私のおすすめの章は「浅井家 in ハワイ」です。


時をかけるゆとり

「風と共にゆとりぬ」が私のハートを見事に撃ち抜いたので、すぐに次を読むべく本屋へ走った。文字通り走った。
これこれ、これですよ、私がクスッとしたいエッセイのノリ。軽妙なノリが最後まで続く面白さは前作であるこの本も同じであった。


柔道部物語

おすすめの漫画ある?と聞かれたら真っ先に挙げられるのが柔道部物語。高校に入学後、ひょんなことから柔道部に入った三五十五(名前)が奮闘する物語。…とストーリーだけ書き出すと「なーんだ、青春部活ものか」なんだけど、この漫画の面白いところは、絶妙なギャグの間のセンスだと思ってる。笑いの間、入れるタイミング、全部最高!笑いだけじゃなくて、柔道の脈動感が漫画から伝わってくる。うーん、熱いぞ。
つい真剣に見ちゃうし、読み終わった後は柔道…はやらないけれど物事に向かってがむしゃらに進んでみたいな、と思わせる漫画だった。

初めてこの漫画を読み始めたのは中学生くらいの頃だったんだけど、それから事あるタイミングで何度も読んでる。元気が出る。今回はGW中に行ったスーパー銭湯にこの漫画が置いてあり、ついつい一気読みしてしまった。手元にも欲しいな。

まとめ

先月購入した本も実は半分以上読み終わっているのだけれど、なかなか時間が取れず「クーぅぅ」と悲しむ日々を送っている。ただ、本は増えるばかりだ。
最近は、本棚にも入らなくなってきたので、電子版を購入して凌いでいる。が、私は紙の本が好きだ。どうにかして本棚を増やし、本が置ける環境を整えたいと日々妄想している。

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