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阿部家のバーケーション その2

 あの回転寿司惨事から一点、素晴らしい宿でゆっくり数年ぶりの温泉を堪能し、翌日は少し車を走らせてお出かけ。宿に置いてあったパンフレットを参考に行先を決めてみようとパンフレットを開いてみました。休みの日も私たちはレッスンやらギグなのであんまり遊びに連れて行ってやれなかったので、時には子供たちが行きたいところに行ってみようと思い、子供たちに行き先を委ねてみました。

 恐竜にハマっている4歳児の息子が「ティラノサウルスみたい!」と目を輝かしていたので、恐竜のレプリカが目玉のとある場所へ。

 ばあちゃんにもらったおこづかいで自腹で買った恐竜の図鑑を毎日の様に眺めている坊やはさぞ喜んでくれるに違いないとこっちもワクワク。

ぽっちゃりしているのでほっぺも腕もぷよぷよで赤ちゃんのような出立ちなのに、最近生意気な口調で姉にも負けない息子。ところが、等身大の恐竜たちを目の前にビビりまくりの息子。喜んでくれると思ったのに、大きな声で先を進んでいく大輔と娘を止めに入るという惨事に。

「アロサウルスだよ〜!!(涙)おと〜さ〜ん!行っちゃだめ〜〜!!食べられちゃう〜〜〜!!!」と半べそ大騒ぎ。あの必死さと変に専門的なところが面白すぎてこちらは笑うのを堪えるのに必死。抱っこをオファーするも断られ、彼は橋の上から微動だにしませんでした。

「恐竜は大昔に隕石がぶつかった時に絶滅したんでしょ?こうちゃん教えてくれたじゃない?あれは偽物だから大丈夫だよ」と説得してもリアルにできた恐竜がぐぐぐーと動くたびに「気づかれた!食べられちゃうよ〜!!」と大騒ぎ。自分で歩くことすらできずに抱っこ。いちいち、「危ないから〜」と注意をしてくれるピュアな4歳。そして作り物だと知っているお姉ちゃんはトットコ進んでいくので、気が気ではない息子。ププ(笑)

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 これは〇〇サウルス、草食恐竜だから大丈夫…。とブツブツ言って安心したり。「ヴェロキラプトルは肉食だから危ない!!早く行こう!!」「ああ!アンキロサウルスーー!!」とかいちいち恐竜の名前を言うオタッキーな息子。親が知らぬ間に恐竜オタクになっている息子にやはり血筋なのか、と思ってしまう私たち夫婦。

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それにしてもあれだけ、大昔に隕石が衝突して恐竜は絶滅したんだと自分で自慢げに私に教えてくれていたのに、ロボットの恐竜に本当に食べられてしまう!と思っていた息子はここに表現しきれないくらい面白かったです。母の仕事として、きちんと宥めて安心させてあげましたが、心の中では大爆笑。ゆっくり歩いてると怒られるので、忙しなかったな。 

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こうちゃんの大冒険。こんな姿にまだまだちっちゃいんだなってほっこりしました。

ちなみに今この記事を書いている横で「柵がないから危険だよね」だって(笑)家族の新たな一面が楽しめる旅行。たまにはいいですね。

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