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旅先で撮影した様々な写真をテーマごと、場所ごとに整理していきます。
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2024年6月の記事一覧

2024年6月 焼尻島

2024年6月 焼尻島

このところ毎年礼文島に通っているが、稚内への飛行機で利尻富士が見える前に、小さなふたつの島が見える。焼尻島と天売島。ずっと気になっていて、いつか行ってみようと思っていた。このたびやっと実現。
札幌から特急バスはぼろ号に乗り、羽幌のフェリーターミナルへ。ギリギリまで出るかどうか分からなかった高速船が運航と決まり、無事に乗船。

港で、予約しておいた電動自転車を借りて、宿に寄って荷物を預けた。

さて

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2024年6月 白神山地と縄文の旅2

2024年6月 白神山地と縄文の旅2

弘前の宿はスーパーホテル。チェックインすると、ウェルカムドリンクコーナーがあった。

宿には温泉浴場がある。出かける前に一風呂。

もともとは明日の出社に備えて、今夜は盛岡まで移動する予定にしていたW君が、5時台に弘前を出れば新青森の始発新幹線に乗れるから、今夜は弘前駅前に泊まることに変更した。これで心置きなく飲める。まずは、津軽三味線ライブを楽しめる店、杏へ。

ぼくはこれまでに二度かな、来たこ

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2024年6月 白神山地と縄文の旅1

2024年6月 白神山地と縄文の旅1

花を求めて遠征するいつもの山仲間との旅。今年は、白神山地と、最近はまっている縄文遺跡を訪ねることとなった。そこで、かつて秋田勤務の経験があり、様々な人脈をお持ちのYさんにもメンバーに加わっていただいた。総勢5名。
羽田から大館能代空港へ飛んだ。この空港、初めて降りた。ナマハゲが出迎えてくれた。早速、レンタカーを借りだし、すぐ近くの伊勢堂岱遺跡へ向かった。

今から30年前、自動車道の工事中に見つか

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2024年6月 焚き火キャンプ

2024年6月 焚き火キャンプ

毎年、春と秋に定例メンバー3名で行っている焚き火キャンプ。今年も天候に恵まれ、お馴染みの那珂川川原で決行。

さあ、那珂川対岸の川原へ行こう。その前にコンビニで仕入れ。

今回は、ぼくはここで燻製を作ると宣言していた。事前に下ごしらえを仕込んできたのは、サーモン、ホタテ貝柱、エビ、鶏ササミ。仕込みなしで煙だけかけるのはチーズ。

さあ、本格的に飲み食い始めるぞ。

屋外で吞むビールは、ちっとも酔わ

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2024年6月 道北の旅、トシカの宿

2024年6月 道北の旅、トシカの宿

礼文島から稚内へフェリーで戻った後は、旅の道連れJさんと、レンタカーで宗谷地方、すなわち道北の旅。まずは宗谷岬を目指す。

宗谷岬から先はオホーツク海沿いに南下。

今夜の宿は、礼文島の星観荘と同じく、とほ宿に属する、トシカの宿。宿は浜頓別のクッチャロ湖畔にあるが、一度通り過ぎて、ウソタンナイ砂金採掘公園へ。明治時代にゴールドラッシュに沸いたという。昭和29年に閉山、今は手軽に砂金採掘体験を楽しめ

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2024年6月 道北の旅、天塩弥生駅旅人宿

2024年6月 道北の旅、天塩弥生駅旅人宿

そもそも、礼文島の後は利尻島へ行く予定だったのが、マラソン大会のため全島満室だった。で、どうするかと考えたら、道北周辺はあまり馴染みがないことに気がつき、結果的に2泊とも“とほ宿”に泊まることになった。今夜はかつての駅舎、天塩弥生駅を宿にした所。近くなので、朱鞠内湖に寄ってみた。

さて、宿に向かうか。

荷物を置いて、宿の周囲を見て回る。周囲にはちょっとしたシラカバ林と広大な草っ原が広がっている

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2024年5月 礼文島、星観荘

2024年5月 礼文島、星観荘

今年もまた礼文島へ行けることになった。宿はお馴染み、星観荘。今回で5回目。すなわち、2020年から毎年お世話になっているということ。ただ、今の定員は7名と少なくなり、予約の難易度がめっちゃ高い。なんとか最繁忙期の5月下旬に、友人JさんとOKをもらえた。
さて、羽田から稚内行きのANA便、本州は一面雲の下。北海道へさしかかると、時折、海岸線や陸地が見えた。が、楽しみにしていた、天売島焼尻島や、利尻富

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2024年5月 礼文島での日々

2024年5月 礼文島での日々

今年は5月28日から6月1日まで、4泊5日、礼文島に滞在できた。
まずは、2日目。この日はレブンアツモリソウが目的。花の写真は別途。スタートは昔からある群生地。が、ここはアツモリソウがめっきり減ってしまった。むしろ、駐車場手前にそこそこ咲いていた。

ここから船泊集落方面へと向かう。

海沿いの国道に出ると、トド島が見える。晴れてくれてよかった。昨日は何も見えなかった。

そして、集落の先の方、ガ

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2024年5月 礼文島で見たその他の花

2024年5月 礼文島で見たその他の花

主な花については、花ごとに、またはコースごとに紹介したが、それ以外の花も一覧できるようにしておく。

船泊へ向かう道路沿いの素敵なお宅の前の庭にチョウノスケソウが植えられていて、同行した友人はこの花が大好きなので、開花時期だと必ず見に立ち寄る。

2024年5月31日 礼文島礼文滝コースの花

2024年5月31日 礼文島礼文滝コースの花

礼文島の中央を南北に走る礼文林道、その途中から西海岸へ抜けると礼文滝が流れている。途中の谷はハイジの谷と呼ばれ、一帯は花の宝庫。
まずは、桃岩展望台近くの林道入口まで車で送ってもらった。しばらくは気持ちのいい林間の道。やがてレブンウスユキソウ群生地、さらに北上すると礼文滝入口。海岸までは行けなかったが、そこまでの往復ルートで見た花が以下の写真。

ここまでは、礼文林道沿いの花。以下は、礼文滝への分

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2024年5月30日 礼文島桃知コースの花

2024年5月30日 礼文島桃知コースの花

礼文島の花を見て歩くコースの中で、一番ポピュラーで数多くの花を見られるのが、桃岩展望台から元地灯台を経て知床に至るコース。星観荘では、通称、桃知(ももしり)と呼んでいる。
今年は、知床から桃岩に向かって歩いた。以下、すべてその沿道で見た花のアップ写真。

桃岩展望台下からタクシーで元地海岸へ移動した後、歩いてトンネルを抜けて礼香寺へ寄った。

2024年5月29日 礼文島の花、レブンアツモリソウ

2024年5月29日 礼文島の花、レブンアツモリソウ

礼文島に初めて来たのは1986年6月。雑誌の取材で、宮脇俊三さんに同行してきた。その時にレブンアツモリソウも見ていて、写真も残っているが、当時は花には全く興味なし。約20年後、野生の花の美しさにはまって、山の花を見て歩くようになり、2011年、2016年と山仲間たちと礼文島を訪れた。そして、5年前から毎年通うようになって今に至る。
で、レブンアツモリソウだが、いわゆる「レブンアツモリソウ群生地」と

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