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ゴールはどんどん変えてOK!な理由

私はコーチングクライアントさんに

1.現状の外のゴール設定をしよう
2.ゴールはどんどん変えてOK

とお話しています。1はいいとしても、2のゴールをどんどん変えるって・・・普通の感覚からしたら「目標をどんどんかえる」というのは真面目ではないような、一貫性がないような、罪悪感を覚えてしまうひともいるかも知れませんね。

1.現状の外のゴール設定をしよう

現状の外のゴールを決めてその方向性に向けて行動することでのみ、現状維持のループを断ち切ることができます。

クライアントさんじゃない、一般の人なら、別にゴール設定してなくてもいいと思っています。現状維持のほうが心地よいひとも多いですから。現状の外にゴール設定するとコンフォートゾーンが変わっちゃいますからね。でも、私のクライアントさんは「自分のオリジナリティでいきたい!」と思ってる人にだと思うので。絶対に現状の外のゴール設定をしてもらうようにしています。

2.ゴールはどんどん変えてOK!

理由は主に2つあります。

①進んでいると、ゴールは変わる

現状の外のゴールを設定しています。

「現状の外」ですから、はじめに思い描いたイメージと、ゴールに少しずつ近づいてみたときのイメージは違います。近づいていくほど視界が広がり、より具体的なゴールが思い描けるようになったりします。
また、ゴールに向けて行動していると、より自分が「ほしい」ゴールがわかるようになってきます。

思い描いた当時はワクワクしてほしくてたまらない!と高かったモチベーションが、徐々に下がってきてしまう・・・ということはよくあります。ここで「やる気のない自分はだめだ」と考えるのはNGです。モチベーションがわかなくなったにも関わらずゴールを変えないのは悪手です。
色あせたゴールには執着せず、常にモチベーションが湧くゴールを持ち続けられるようにするため、ゴールはじゃんじゃん変えていきましょう。


②ゴールを変えると新しいチャンスがみえる!

行き詰まりを感じるときほどゴールを変えましょう。
現状の外のゴール設定をすると、コンフォートゾーンがずれます。コンフォートゾーンがずれれば、「スコトーマ(心理的盲点)」がかわります。
※「現状の外」というのは大きいゴールという意味ではなく、現状の自分から「プログラムコードがかわらなければ達成できないゴール」のことです。

私達の脳は、感覚器官からインプットした情報のうちRASというフィルター機能をつかって9割以上の情報を捨てています。そうすることで、脳がパンクするのを防ぎ「自分にとって重要な」情報のみを処理するようにしています。

いまなにかに行き詰まってて、問題があって、それに悩んでいるとしたら・・・それは、解決策がみえないという状態ですよね。

でも、上述のとおり、世の中には実は見えていない情報のほうが大半なのです。いま行き詰まってて解決策が見えなかったとしても、いまあなたにみえていない・意外と身近なところに解決策があることがよくあります。

そこで、ゴール更新をします。
再度、現状の外にゴール設定をすることによって、これまで見えなかったものがみえるようになります。すると、これまでは思いもよらなかった方法で問題がすんなり解決できたりします。そしてそれはいまのコンフォートゾーンの外にある、いまの自分なら絶対やらない・考えつかない。今の自分のやり方をかえないと絶対にできないゴールを設定する。すると、いままで認識できなかったような何かしらの解決策が見つけられるようになる。組み合わせだったり、適任者がでてきたりする。スコトーマが外れて、新しい自分の可能性がひらけてくる。

多くの人はゴールを変えないで、現状の中で行動して答えを探そうとします。でもただ行動したって現状を逆に強固にしてしまいます。


3.まとめ

「目標をどんどん変える」ことへのイメージ、変わりましたか?職場の目標設定をするのと、コーチングで現状の外のゴール設定をするのとでは全然意味がちがうんです。だから、ゴールもどんどんかえていい…むしろ変えるべきなんです。
どんどんゴールを変更していつでも高いモチベーションでワクワクした日々を過ごしたり、あっと驚く方法で解決策をみつけて軽やかに問題解決していきましょ。

新しい可能性を広げていくためのゴール設定。
体験コーチングも提供しています。
気になったらこちらからご連絡ください。


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