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【櫻坂46】ライブレポート

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彼女たちの魅力は、ライブパフォーマンスに触れることで、その真価を知ることができる。参加したライブや円盤化されているものを中心に、パフォーマンスから感じたことなどを記していく。
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#渡邉理佐

「私」のない行動 ~【櫻坂46】数週間経っても・・・~

「私」のない行動 ~【櫻坂46】数週間経っても・・・~

理佐さんの卒業コンサートも無事に終わり、メンバーの皆さんもやっと落ち着きを取り戻したようだ。
個人の公式ブログやInstagramでも、卒コンについて、それぞれにオフショットを上げていることをみても、あの時の興奮を懐かしんでいることが伝わってくる。
卒業することはわかっているのに、コンサートが終わるまで、どこか実感が無かったのだろう。
いなくなって初めて、その存在の大きさが実感できたのかもしれない

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あの日の興奮が蘇る ~【櫻坂46】日刊スポーツさんの粋な計らい~

あの日の興奮が蘇る ~【櫻坂46】日刊スポーツさんの粋な計らい~

日頃の不徳の致すところか、理佐さんの卒業コンサートに現地で参戦する夢は叶わなかった。
そのため、当日のお祭り騒ぎも、どこか別の場所で行われているイベントをこっそりのぞいているような気分であった。
熱心なファンは、会場近くまで出かけていって配信を観ていたようだが、そこまですることもなく、配信を2回ずつ観ることで、彼女の最後の姿を焼き付けるだけに留まった。

せめて、会場近くで売っていた日刊スポーツの

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彼女がくれた贈り物とは? ~【櫻坂46】卒業コンサートの意義~

彼女がくれた贈り物とは? ~【櫻坂46】卒業コンサートの意義~

理佐さんの卒業コンサートが終演してから、少し時間が経った。
思いが詰まりすぎていて、すぐには記事に出来なかったのだが、少しずつでも感想を残していくことにする。

まず、今回の卒業コンサートの最大の意義は、このようなライブが開催できるようになったこと自体にあると言えるだろう。
グループで活動している限りは、全員が自分のもつ目標や夢を叶えることができないという宿命があるが、それでも、真摯に活動に取り組

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無意識のうちに・・・ ~【櫻坂46】4th「五月雨よ」ミニライブで感じたこと~

無意識のうちに・・・ ~【櫻坂46】4th「五月雨よ」ミニライブで感じたこと~

先週行われた4枚目シングル「五月雨よ」のミニライブを観ていて、自分が無意識のうちにやっていたことに気がついた。
それは、菅井さんや理佐さんを探すことである。
櫻坂46に改名した後も、中心的な存在として活躍していたお二人は、居るのが当たり前の存在であった。
そのため、カメラで抜かれる時はもちろん、センターのメンバー越しに、画角に入ってくるお二人の姿を観ると、「櫻坂46」のパフォーマンスを観ているとい

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優しい心遣い ~【櫻坂46】卒コンまでのわずかな時間~

優しい心遣い ~【櫻坂46】卒コンまでのわずかな時間~

先日開催されたミニライブを観ていても感じたことだが、メンバーの皆さんの表情が、いつもより明るいような気がした。
観ているこちらとしては、「僕のジレンマ」はもちろん、理佐さんや原田さんがパフォーマンスしている時などは、どんな一瞬も見逃さないようにしていても、自然と涙が溢れそうな瞬間がある。
「僕のジレンマ」の曲中、一期生が中央に集まっているのを二期生が一列になって見守る場面や、花道のように整列したメ

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一つひとつを大切に ~【櫻坂46】4th「五月雨よ」ミニライブを観て~

一つひとつを大切に ~【櫻坂46】4th「五月雨よ」ミニライブを観て~

昨晩開催された4枚目シングル「五月雨よ」ミニライブを観て、改めて、櫻坂46の素晴らしさを実感した。
表題の「五月雨よ」や「僕のジレンマ」、「車間距離」については、音楽番組や冠番組でも楽曲披露されたため、振付やフォーメーションなどの予備知識がある状態であった。
それでも、ミニライブでは、フルでパフォーマンスをするため、今まで観たことがない振付も確認できる楽しさがある。
特に、「僕のジレンマ」と「車間

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やはりライブは魅力が全開! ~【櫻坂46】4th「五月雨よ」ミニライブに寄せて~

やはりライブは魅力が全開! ~【櫻坂46】4th「五月雨よ」ミニライブに寄せて~

今晩、4枚目シングルのミニライブが開催された。
シングルに収録されている全楽曲のパフォーマンスが堪能できる貴重な機会である。
来週末に卒コンを控えているタイミングと言うこともあり、全体的にダンスの切れが凄まじかった。
表題曲の「五月雨よ」は、回を重ねるごとに安定感が増しており、楽曲の良さに磨きがかかっているのではないだろうか。
生歌要素が多いこともあり、毎回印象が異なるのが面白い。
恒例の制服衣装

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『KEYAKIイズム』を再確認した一週間 ~【櫻坂46】『ひな誕祭』から昨晩の番組まで~

『KEYAKIイズム』を再確認した一週間 ~【櫻坂46】『ひな誕祭』から昨晩の番組まで~

三回目の「ひな誕祭」は、けやき坂46から日向坂46までの集大成であった。
再三、メンバーが「2日とも観てください」と告知していたように、セットリストをガラッと変えてきていたのが素晴らしい。
これは、欅坂46のLAST LIVEでも採用された演出であり、日向坂46にとって、今回の東京ドーム公演が、「第一章」の集大成という位置づけであったことがわかる。
人気があるユニット曲やソロ曲を封印し、全員曲や期

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優雅な舞 ~【櫻坂46】「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」にむけて~

優雅な舞 ~【櫻坂46】「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」にむけて~

 櫻坂46の1周年ライブ「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」まで、あと2週間となった。各々の活動の合間を縫って、レッスンが重ねられていると思われるが、日本武道館で行われる記念すべきライブだけに期待が膨らむばかりである。

 先月終了した全国ツアーライブを思い返してみて、印象的だったのは、楽曲の間で披露されたダンストラック部分である。特に最初のカラフルな衣装から一転して、尾内さんデ

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ここにない足跡 ~【櫻坂46】「1st YEAR ANNIV. LIVE 」感想② 卒業セレモニーに参加して~

ここにない足跡 ~【櫻坂46】「1st YEAR ANNIV. LIVE 」感想② 卒業セレモニーに参加して~

 12月10日に行われた「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」の中で、守屋茜さん、渡辺梨加さんの卒業セレモニーが開催された。乃木坂46などでは、卒業ライブが何度も開かれているが、欅坂46から櫻坂46となった現在まで、ライブの中でこのようなセレモニーが行われたのは、初めてのことである。
 お二人が、長い間グループの中で大きな役割を果たしてきたことへの感謝の気持ちが、このようなセレモニ

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