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本当に“幸せは人それぞれ”か

こんにちは。
クリエイティブ・エデュケータです。

私の人生の目的は

1000万人を幸せにする

です。

この目的の「幸せ」とは色々な解釈があると思います。よく耳にすることは「幸せの形は人それぞれ」という考え方です。

もちろん、人によって趣味嗜好はバラバラで、何に感動し、何に落ち込み、何に怒るかは様々です。それゆえ、幸せという神聖な領域には踏み込みにくさはあると思います。一歩踏み込んだら、批判されたり、宗教と言われたりするかもしれません。
しかし、そう言った議論をすると、幸せへのアプローチを考えることをやめてしまいます。
本当にそれで良いんでしょうか?

その時の感情に委ねて、自分に何か良いことがあれば、「幸せ」を感じ、その逆が起これば、「不幸」を感じる。このような多くの人が予測不能な出来事を待って幸、不幸を消費していて良いのでしょうか?

私は良くないと思います。

そこで、私はタイトルにある通り

本当に幸せは“人それぞれ”か

という問いを皆さんにぶつけていきます。


幸せとは何か

私は明確に「幸せ」を定義しています。

幸せ=執着度×自己肯定感×余裕度

経験や書籍、人間観察を通して導いた、私なりの結論です。

私が生きる上で「幸せ」を上のように考えることで、自分自身を実験台として、幸せな生き方を実践しています。

幸せは、3つの要素の掛け算で成り立っています。その3つの要素について説明していきます。

■執着度

この執着度が低ければ低いほど幸せを感じ取りやすくなります。

反対に執着度が高ければ高いほど不幸と感じやすくなります。

アドラー心理学の名著「嫌われる勇気」で述べられていますが、悩みの全ては対人関係からきています。その対人関係で不幸と感じてしまう原因は執着です。

執着は、比較されやすいもので起きる感情で、人によっては活動のエネルギーに変えることができますが、99.9%の人はネガティブな感情を持ってしまいます。

例えば、好きな人の近くにいる人や自分より何かに優れている人に対する嫉妬や他者と自分を比べることによる劣等感などは執着によるものです。

この執着を手放すことで一気に幸せへアプローチすることができます。

■自己肯定感

自己肯定感が高ければ高いほど幸せを感じ取ることができます。

ここで、自己肯定感を持っている人はナルシストではないと明らかにしておきます。
自己肯定感は内側に向く自己愛に対して、ナルシストの抱くナルシズムは外向きに向く自己愛です。

自己肯定感も以下のように分けて考えることができます。

自己肯定感=自己受容感×成功体験回数×肯定的環境×肯定的習慣

・自己受容感

自己受容とは、ありのままの自分を受け入れることです。自分の弱さも強みも全て正直に受け入れることです。

つい、完璧さを求めたり、大きなプライドを持ったり、見栄を張ったりすることとによる反動で、ありのままの自分を受け入れることができずにいると自己受容感が下がってしまいます。

これは、執着とも強く絡み合ってますが、トレーニングで鍛えることができます。

・成功体験回数

自己受容感が高くても、成功せず失敗を繰り返していたら自己肯定感も上がりにくいです。

そのため、自己肯定感を高めるには成功体験を多く得た方が良いです。

そのためには、なるべく多く挑戦をするべきです。挑戦する回数が多いほど成功が増えます。一方で、失敗も増えますが、そんな時は「失敗する時もある」と受け入れましょう。自己受容するのです。

・肯定的環境

自己受容感が高くて、挑戦する回数を増やしても、自分を肯定してくれる環境が無いと自己肯定感は高まりません。

常に否定される環境では、自己肯定感は高まらず、不幸を感じやすくなってしまいます。そんな環境であればすぐに飛び出すべきです。

・肯定的習慣

人は習慣で1日を過ごしています。その習慣が自分にとって否定的か肯定的かによって、自己肯定感は大きく左右します。

例えば、失敗した時に、「他人のせいにする」「自分を否定し極度に落ち込む」「酒で解決する」などは否定的な習慣です。一方で、「これからどうするかを考える」「失敗を成長に繋げる」などは肯定的な習慣です。

これらは、無意識にやってしまうこともありますが、マインドセットやリフレーミングでトレーニングすることができます。

■余裕度

執着を減らして、自己肯定感を高めても、余裕がなければ、幸せを感じにくくなってしまいます。

余裕がなければ、健全な判断ができないからです。

反対に、余裕があれば、物事を寛大に捉えることができるので、最適な判断ができます。

ここでの余裕は3つに分けることができます。

・経済的余裕
・精神的余裕
・能力的余裕

・経済的余裕

過度な経済力は必要なく、最低限度の衣食住ができれば十分です。経済的な理由で幸せを感じれずにいるなら、それは執着が原因でしょう。

もし、最低限の衣食住が不十分な場合は、身体的な不調や健全な判断ができなくなります。

・精神的余裕

もし、過度の緊張や焦り、心配性であるならば、健全な判断ができません。
完璧主義の人や極度のあがり症など個人の特性はさまざまあると思います。
病名がついているものから性格的なものまで濃淡はあると思いますが、自己受容感と関連していると思います。

・能力的余裕

課題解決能力や自己管理能力、人間関係調整力などの全人的・総合的な能力が著しく偏り、それにより執着を生みやすくなったり、自己肯定感を持ちにくくなったりしてしまいます。これらの能力は、学びやトレーニングでいくらでも高めることができます。ここに学ぶ目的があるとも言えるでしょう。
自己実現するために諸能力を高めることが重要です。

最後に

これまで幸せの要素を分解して話してきましたが、人によっては意義を唱える部分もあると思います。

しかし、私は決めました。
これが「幸せ」と全力で思い込むことです!

そうすれば、全力で「幸せ」にアプローチすることができます。
相手をどのように「幸せ」にさせるかアプローチすることができます。

もちろん、これからこの「幸せ」の定義はアップデートしていきます。

そして、最後の最後に一番伝えたいことがあります。それは、

人は生まれて死にまで常に幸せである

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