カップルにおける「会話のルール」の決め方(後編)
はい、前回の続きです!前回はこの記事を書くにあたった経緯を書きました。カップルでの会話のズレについてですね。
ちなみに私は拗ねモードに入るは入りますが、ちゃんと解決させようと思うので、自分ではかなり優秀な恋人だと思っています←
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相手と自分のどの特性が衝突しているのか。
「話しててなんか悲しくなった」という言葉から始まりました。でも、相手がわざとしているのではない、とわかっている。でもそのうえで「会話のズレ」を感じている。だからまずは原因を探るために「ちょっとストレングスファインダーの結果出して」と言いました。
ストレングスファインダーは177個の質問に答えていくことで、自分の強みを知ることができるツールであり、本についているシリアルコードから質問に答えることができます。
私たちの今回の「会話でのズレ」は彼の達成欲・目標志向と、私の未来志向と着想の特性がぶつかったのではという解釈になりました。
彼は「ある目標についての方法の話、そのための材料となる現状の事例の話を好み」、私は「未来のあるべき姿をアイディア発散するような形で話したい」と思う傾向があるようです。
この日の会話でいうと、彼は「現状の課題の認識(visionのたまごが出てきた時に、それに対して阻害因子になりうることを認識)したい」と思い、私は「visionのためのブレストの会話をしたい」と思っていたのです。ここでやっと会話でのズレの原因がわかりました。
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会話の目的の分類
原因がわかればあとはどう解決するのかだけ。ということで、私たちなりの会話の仕方を決めました。
まずは目的について。どんな会話のキャッチボールを望んでいるのかということを探るために、まずは私たちの会話の目的を分類をしました。ざっと以下の感じです。
◇ブレスト・発散
◇愚痴
◇答えを求めてます
◇意見を求めてます
◇フィードバックが欲しい
◇考え・状況を整理したい
◇雑談
◇報告
「なんか話が噛み合わない」と思ったらお互いの認識がどれに値するのかを伝えることに決めました。
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会話の5W1H
そしてよく英語でいう5W1H。そちらも設定してみました。
◇what:何について話したいのか
家族について、今日の出来事とか
◇why:話したい背景
嬉しいことがあったみたいな心の状態について
◇who:どの視点で話すのか
当事者、第三者とか
◇where:どこで話したい
人がいないとことで、とか
◇when:いつ話すのか
今話したくない気分なんだよね、とか
◇how to:どのように話したいのか
私たちの場合は上記の会話の目的で話す姿勢が決まる
なぜその会話が「いやだなぁ」と思うかは上記のどれかに当てはまるかなと。で、いやだと思う理由を5W1Hで話してもらえるとこっちも理解しやすかったり。
例えば、今はデート中だから頭を使う話はしたくない、とか。なんとなくいやだ、だとお互いに「うーん。。。」ってなりそう。
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さて、私たちはひとまずこれでしばらく実験してみようと思ってます。うまくいくのか、はたまた「業務」っぽくてやだ!となるのか。まあ、やってみないとわかりませんが、そもそも自分と違う人間と一緒に話すことがトライ&エラーの繰り返しだと思っています。
あくまで私たちの話で、他のカップルで適応できるのかはわかりませんが、もし「会話のズレ」が起きてるなあと思ったら、実験してみてください。
あ、最後になりますが、別に今回の会話は単純にゆるゆる話していて、「なんかめっちゃ解決したい!」とかそういう意識の高さはないです←(こんなに話しているのにw)
私の卒業した研究室の先生がよく「シリアスファン」って言葉を使っていまして。「真面目な話をリラックスしながら話す」ってことらしいです。(先生、間違ってたらすみません←)その研究室ちょっと変わってて、経営学部なのに教育のことをやってたり、まちづくりのことをやってたり、セクシャルマイノリティのことやってたり、いろんなことをやっています。そちらをみていただければ、なんとなく雰囲気わかるかもと思うので、よろしければぜひみてみてください。
さて、慣れない文章を書いてちょっと疲れたので、今回はこれでおしまい。次回はたぶんいつもの書き方に戻ります。それでは、あでゅー!!
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