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オーガニックコットンのサステナブル事情。

おはようございます。

今朝は昨日と違い、少し雲が厚くて天気良くないですね〜。夜くらいから雨が降るかもらしいので、外出される方は傘のご準備を。どうも。天気予報士のKURIIです。

さて、今日は前回投稿した「僕がこれからやろうとしてること」に繋がるお話です。僕の頭の整理になるので、覗いてみようかなとという人はぜひ。

また、しっかりまとめて書けるようにしておきます。


オーガニックコットンは本当にサステナブルなのかについて書いていきます。

そもそもオーガニックコットンとは、、、

農薬や化学肥料を3年間使用していない土壌で、殺虫剤や除草剤などの農薬を使用しない有機栽培され、遺伝子組み換えされていない種子を使用して栽培された綿花のことです。

これは前回の記事にも書きましたが、綿のTシャツ1枚に必要なコットンの生産に使う水の量は、約2,700ℓに対し、オーガニックコットンの場合は、その10分の1の約243ℓなんです。使用水量に関しては、超サステナブルだということがわかります。

また、Textile Exchange(テキスタイル・エクスチェンジ)というグローバルな非営利団体がいるのですが(世界の繊維産業の有害な影響を最小限に抑え、そのプラスの効果を最大化することに焦点を当てている)、そこが2017年に出した報告書によると、Blue Water(河川・湖沼野水)の量は、従来のコットンに比べて91%も少ないそうです。そして使われる水の95%がGreen Water(雨水や土壌に蓄えられた水)という結果も出ているそうです。従来のコットンのほとんどは、灌漑水に頼ってしまうそうなんです。灌漑水というのは、外部から人工的に水を供給することで、農作物の増産や景観の維持、乾燥地帯などの土壌で緑化するときに利用するものです。

じゃあ、なんでオーガニックコットンの生産は、こんなに水を使用しなくてもいいんだろうと思い調べました。箇条書きで書いていきますね。

合成の農薬や肥料を使わないため、それほど水を使わなくて済む。

無農薬の土壌なら生産段階の水効率が高い。

まさに自然の力で生産するコットンであることがわかりました。生産時に、合成化学物質を使わないため、水質汚染を98%も抑えられるという報告も上がっているそうなので、地球環境に対して優しいことがわかります。

また、こういった無肥料・無農薬の土壌はCO2の吸収源としても機能することがわかっているそうです。そして機械に頼った生産をさほどしないので、温室効果ガスの排出量も従来のコットンより46%も少ないそうなので、水質汚染を防ぐだけでなく、地球温暖化防止にも繋がっています。しかも、再生可能な原料なのでリサイクルもできます

もう文句なしでサステナブルやないかい!と思ったのですが、ネックになる部分が少しあるみたいです。それは、また後日書いていこうと思います!

今日はこの辺で。素敵な一日を。

KURII

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