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映画を見たあとの気持ち

映画を見るのが好き

特に映画館に行くのは、遊園地のアトラクションに乗るような感覚です。改めて何が好きなんだろうと考えてみると、映画を見たあとの気持ち良さに理由がありそうです。
それなりに本数を見ると、その気持ちには大まかに3種類に分けられる事に気づきました。

①見てる時に興奮・感動する映画

シンプルに元気になれたり、素直に泣けるような映画です。

前者は、「RRR」や「トップガンマーヴェリック」みたいな爽快なアクション映画、後者は「湯を沸かすほどの熱い愛」や「Coda 愛のうた」のようなドラマ映画です。

②次の日以降じわじわと感じる映画

映画を見てる時は、これが面白いのか?と疑ってしまうような映画です。でも何故か2時間見れちゃう。

Ghost World」、「ドライブマイカー」ような脈略や抑揚のない映画です。直近だと「落下の解剖学」が正にこれに当たります。公開中なのでオススメです。

「良い映画だったなあ」と思う余韻が長いのでポケーっと幸せが続きます。出会えると嬉しいです。

③2回目に見ると面白い映画

初めて見ると良く分からない。本当につまらないとさえ思います。
しかし、不思議な事に少し時間を空けると、なんか気になってくる。全然覚えてないから、もう1回見てみると、面白い所が分かってくる。

これは一種の修行が必要です。
パルプ・フィクション」、「メメント」など難解さのある映画です。分かってくるとむちゃくちゃ楽しい。

組み合わさるとヤバい映画

この3点のうち複数組み合わさるとヤバい映画に化けます。私が特に感じるのは「NOPE」です。

①の見ている時のドキドキ感はもちろんありますが、②の要素もあります。差し込まれてくるチンパンジーの件が、1週間近く頭から離れませんでした。

さいごに

もちろん全ての映画を網羅出来てるとは思えません。この3つに当てはまると、好きな映画に繋がりそうです。
引き続き、どんどん好きを分解して、自分の解像度を上げていきます。

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