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オペラから学ぶ!恋愛の甘く切ないメロディー

*YouTubeは、オペラ『フィガロの結婚』より序曲です。

え?オペラから恋愛が学べるの?

メロドラマで人間関係あるいは恋愛を疑似体験して楽しんだり、学ぶことはないでしょうか?これを、教えだからとか、学ばなければならないから等で見ると苦しいかもしれませんが、楽しみながら学べるとしたら・・・。

昨日は、モーツァルトの人気のオペラ『魔笛』について、スピリチュアルや陰謀論で有名なフリーメーソンにからめて書きました。

今日は、同じくモーツァルトのオペラの中から、人気のある『フィガロの結婚』を紹介したいと思います。

「フィガロの結婚」は、モーツァルトが作曲したオペラの中でも特に人気が高い作品の一つです。物語は、主人公フィガロとスザンナが結婚する準備を進めていく中で、様々な問題やドラマが展開されます。え?この作品から、人間関係や恋愛について学べるの?

オペラ『フィガロの結婚』は、深い感動とともに、笑いやユーモア、そして楽しい驚きが詰まった、非常に面白い作品です。ストーリーは、伯爵と伯爵夫人、従者のフィガロとスザンナ、その他の登場人物たちの恋愛模様や策略、駆け引きに満ちています。また、音楽も非常に美しく、感情を表現する歌詞や旋律が見事に融合しています。

登場人物たちも、それぞれに個性的で魅力的なキャラクターを持ち、彼らの行動や言動がストーリーを盛り上げています。伯爵と伯爵夫人の微妙な心理戦や、フィガロとスザンナの愛情表現、さらには従者のフィガロが仕掛ける策略やトリックなど、見どころが盛りだくさんです。

伯爵アルマヴィーヴァは、頑張って手に入れた奥方の伯爵夫人ロジーナに飽きて、夫人との結婚を機に廃止すると宣言した*初夜権を復活させようとします。従者のフィガロと、伯爵夫人付きの小間使いのスザンナが結婚する時に、その権利を使おうという魂胆です。(*初夜権は中世ヨーロッパにおいて、権力者が統治する地域の新婚さんの初夜に、新郎よりも先に、その権力者が新婦と性交することができたという権利)

そんな人間の欲望からこの物語は展開していきます。

結婚を間近に控えたフィガロが、伯爵が下さるというベッドが部屋に入るかどうかをみるため部屋の寸法を測っている場面から始まります。伯爵がその部屋をくださるというのをスザンナが聞いて、伯爵の下心に気づきます。

オペラ『フィガロの結婚』は、人間の欲望だけでなく、愛、策略、勝利など、さまざまなテーマを扱っています。そのため、観客は考えさせられる場面も多くあります。物語の結末は、登場人物たちがそれぞれの欲望を実現し、めでたしめでたしで終わりますが、その結末には深い意味が込められています。

全体的に、オペラ『フィガロの結婚』は、ストーリー、音楽、登場人物たちの魅力など、多くの要素が素晴らしい作品です。そのため、多くの人々が魅了され、愛されてきたのでしょう。深い感動とともに、楽しい驚きや笑いも味わえる、素晴らしいオペラ作品と言えます。

今回も全曲のYouTubeが見つかりましたよ。1本のオペラを上映するのに、全部チケットを売っても赤字になるという豪華な舞台をお楽しみくださいませ。


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