Day380 「今日、私は過去を作らない!」
私たちがそこにいられて何かを行える時間は「現在」しかありません。
「過去」と「未来」は実在する時間ではなく、何らかの目的で人が頭で作り出した概念にすぎないのです。
そして、どちらの時間も概念なら、
「それを作るか、それとも作らないかは自分の意志で決められる!」
ということになります。
今日は、このいたって単純な仕組みを使って「過去のない一日」を体験してみましょう。
私たちは「過去」に次のような目的を与えています。
① 何度も繰り返し見たくなるような、いい思い出をしまっておく映像アーカイブ。
② 現在が望ましくないと感じたときに、その原因を見出す事件現場。
③ 罪とみなした自分や他の人の言動を、それに見合う罰を与えるまで捕らえておく監獄。
「過去」を②の目的で使うと、私たちは「後悔」します。③によって「罪悪感」を抱きます。
なんとなく、①はわるくなさそうに見えますが、一度でもうまくいったやり方を再現しようとして失敗するケースは少なくありません。
とくに、楽器の演奏や歌、ダンス、演劇、講演、プレゼンなど、リアルタイムのパフォーマンスでは、手応えのあった前回のやり方をなぞろうなどと考えた瞬間に、思うように身体が動かなくなってしまいます。
つまり、いくつかの例外はあるとしても、おおむね「過去」は私たちにいい影響はもたらさないということです。
今日は、一日の始めに、
「今日、私は過去を作らない!」
と宣言してください。
あとは、不安になったり、腹が立ったり、気持ちが落ち込んだりしたときに、いま自分が何を考えているかをチェックします。
もしその中身が、すでに終わってしまった今日の出来事や、数日前の失敗など「過去」に関連するとわかったら、次の方法ですぐに思考を止めてください。
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