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ルームスタイリング|狭いお部屋を広く見せる!奥行きを作り出すテクニック3つ
「お部屋が広かったらいいなぁ」
それは多くの人の願いではないでしょうか。
日本の家は「ウサギ小屋」に例えられることも多いですね。海外に比べて、天井が低かったり窓が小さかったり……。そのぶん、広さにこだわる方って多いような印象です。かくいう私もそうでしたし。
弟は一人暮らしをしているのですが、やはり無駄に広い部屋に引っ越そうとしている時期がありました。どうしても、「広さ=ステータス」という印象ってありますよね。
とはいえ、広ければ広いほど、「掃除の手間」「片付けの手間」さらには「家賃」「光熱費」などもかかります。「広ければいい」ってものでもないですよね。近年は、あえて狭いお部屋を選ぶ人も増えているのだとか。
今回は限られたお部屋を、広く見せるための「光」について。
広くなくても、広く感じられるお部屋なら、心の満足度って上がると思うのです。
■部屋の「広さ感」は奥行きがポイント
お部屋を「広いなぁ」と感じるのって、いったいどんなときでしょうか?
天井の高い空間?だだっぴろい体育館?
実は、『広さ感』に重要な要素は「奥行きが感じられるかどうか」。
同じお部屋でも、壁の色が違うだけで奥行きの感じ方が変わります。
![](https://assets.st-note.com/img/1667111642978-nj6tgqIeOe.png?width=800)
【広い印象になる色味】
・寒色系
ブルー寄りの寒色系は、後退色といって実際よりも距離を感じさせるのが特徴。空間に奥行きを感じさせることができます。
・淡い色
お部屋を明るく見せる、淡い色もおすすめ。軽い印象を与えるため、お部屋もスッキリ広い印象に感じさせます。
【狭い印象になる色味】
・暖色系
暖色系は、こちらがわに進出して見えるのが特徴。ほっこりとしたおこもり感が演出できますが、広さに関していうと「狭い」印象になりやすい色味です。
・濃い色
ダークな色味は、明るいお部屋と比べると、どうしても狭い印象になりがちです。落ち着いた印象になるので寝室などに向いています。
■立体感をプラスする3つの要素
とはいえ、壁紙を取りかえる!というのはなかなか大変。
そんなときこそ、ちょっとしたアイテムで変化をつけてみましょう。
部屋を広く見せるための大切なポイントは、「奥行きと立体感」です。
そのために便利なアイテムを3つ紹介します♪
①照明(キャンドル)
![](https://assets.st-note.com/img/1667114892857-M7hXUl7kuH.png?width=800)
光の力は絶大です。
壁にライトを当ててあげると、それだけで一気に印象が変わります。
間接照明を壁際に配置するだけでもOK。
あとは、床を照らすというのも1つの技です。リラクシーでオシャレな印象になります。
小さなキャンドルでもいいですね。ゆらめく光がダイニングテーブルにあるだけで、お部屋の印象は変わります。あえてシーリングライトを消して、間接照明だけにするのもいいですね。
②ミラー(鏡)
![](https://assets.st-note.com/img/1667115032509-Llsnv5TXp3.png?width=800)
私がよくおすすめするのは、ミラー。
反射する光のおかげで、お部屋がぐ~っと広く見えます。
窓の光が反射したり、間接照明が映り込む配置にしてあげると、よりいい感じに見えます(眩しくならない配置にしてくださいね)。
丸いミラーや変形ミラーは、掛けておくだけでお部屋をあか抜けた印象にします。姿見だって、十分使えますよ。
③太陽光
![](https://assets.st-note.com/img/1667115196056-5sCeRZ5yEN.png?width=800)
お金がかからず、一番手軽なのが太陽光。
間取りやお部屋の向きにもよりますが、太陽光が入るお部屋だったら、これもしっかり活用しちゃいましょう!
太陽光を通すレースカーテンをかけて、窓際にグリーンなどを配置。
部屋に落ちる複雑な影が、お部屋に立体感を生み出します。
そのために一番大切なのは、お部屋の中をスッキリさせておくこと。光が生きるように、床に物を置き過ぎないようにしたいですね。
■手持ちの雑貨で試してみて!
お部屋を広くしたいがために、引っ越しを繰り返すのは現実的ではありません。
一歩目として、手持ちのものを見直して、ものを減らしてみること。
きっと、「これ、もういらないかな」というものが出てくるはずです。
そのうえで、光やミラーの力を借りて、お部屋に立体感を生み出してみましょう。きっと、今までのお部屋が見違えるようにステキになるはずです!
新しいものを買い足すまえに、手持ちのものでぜひ試してみてくださいね。
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