もう会わない人は、死んだ人
たまに頭に思い浮かぶ、古い友人や、元彼とか。
久しぶりに会いたいな、とか、話したいな、と思っても、連絡を取っていない期間が長すぎたり、たいして仲良くなかった人は、私にとってもう死んだ人として受け入れようと考えるようにした。
もしかしたら、また会えるかも、もしかしたら、楽しい会話ができるかも、は幻想だ。近況を話したところで接点はなく、ライフスタイルも価値観も、何一つ共通点がないのだから、そのまま疎遠になったのではないか。
会えなくて寂しいと思うのがとても苦痛なので、私の中では、もう天国にいってしまった人として思うことにした。
良い思い出に包まれた友人や、恋人は、当時のおもかげのまま、私の心の中で生きている。それだけで、よいのではないか。
そう考えることで、ふと何か、一つ、あきらめることができた。
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