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松江の、島根の、民藝のうつわ「袖師窯」。

おはようございます。
朝晩はすっかり涼しくなって肌寒いくらいですね。季節は確実に秋!

さて、連日ご紹介しているうつわイベント「普段のうつわ、ご褒美のうつわ」。10月13日(木)~16日(日)開催です。

※イベントの概要はこちらの記事でご覧ください。

今日ご紹介するのは、松江市の「袖師窯」さん。
毎年、うつわイベントに参加してくださっています。

袖師窯さんといえば歴史ある窯元であり、現在は5代目。民藝の色が確かに感じられるうつわを、今なお多く作っていらっしゃいます。

河井寛次郎・柳宗悦・バーナード・リーチから直々に指導を受け、島根という土地の伝統的な陶芸と新たな技法をミックスした作品がたくさん生まれました。

そして、伝統に根ざしつつも、いつも新しいものを作り続けていらっしゃるのも特徴です。作品を見に行くといつも新作ができていて、そのどれもが「食卓に当たり前に乗っていそう」な雰囲気があり、実際に使うとその使い勝手の良さ、食材を選ばず使える懐の深さに、ついつい毎日手に取ってしまいます。

市松模様や色分けのうつわはぱきっとした印象で、野菜の色と相性がいいな、と思いますし、無地のシンプルなお皿は和洋問わず(デザートなどにも)使えそう。
スリップウエアや矢羽の模様など、柄のあるうつわもカッコいいのです!

若い頃は軽やかさのあるうつわを選んでいたような気がするけど、だんだんと袖師窯さんのような、尖っていない、でもどこか目を惹く重みとつややかさ、のような作品を自然に手に取るようになりました。

何より、地元に根差し、土や釉薬も近いところのものを使いながら、実直に陶芸に向き合っていらっしゃる(楽しみながら)というのが伝わってきます。

明治の時代から令和の現在まで、ずーーっとこうして土に対峙してきたその積み重ねが、いまの作品に生きている…と思うと、すごいことだな~と思いますよね。

皆さまにもぜひ、島根の風土を感じる素敵なうつわを、手に取っていただければと思います。

イベント「普段のうつわ、ご褒美のうつわ」は10月13日(木)~16日(日)開催。初日の13日の11時~14時のみ、予約制となります。
13日は午後からの時間帯はまだまだ十分に枠があります!
ご予約はこちらの専用サイトからどうぞ。


イベントの詳細はこちらのマガジンからご覧いただけます。


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