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今年のテーマは「うつわと、調味料」。実際に使いながらじっくり選んでいます。

おはようございます。

昨日お伝えしたように、10月19日(木)より毎年恒例のうつわイベントを開催いたしますが、今年のテーマは「うつわと、調味料」です。

いろいろな調味料をセレクトし、少しずつ実際に取り扱うものが決まりつつありますが、選ぶ過程で大切にしているのが「使いやすさ」。

広島県の「朴禾」さんのうつわと合わせて撮影しているところ。シンプルで優しい色合いのお皿との相性も良いですね。


調味料は、汎用性があっていろいろな料理に使えるもの、身近な食材と組み合わせやすいもの……普段のお料理に気軽に取り入れることで、いつもとは違う味わいを作れるもの、という点にこだわってセレクトしています。

先日、取り扱いさせていただく予定の「島根産の酒粕」を使ってどんなお料理が作れるか、というのを試すなかで、作ったのがスイーツ。

安来市広瀬町の「青砥酒造」さんの酒粕はとてもしっとりしていて、一般的なものよりかなり水分が多く、お料理に活かしやすいのが特徴です。
例えば粕汁などに入れる時も、かたまりの状態のものをなめらかにするのにかなり苦労すると思うのですが、青砥酒造さんの酒粕はすんなりと溶けるのでとっても扱いやすい。
そしてそれは、スイーツを作る時にもとても便利なのです。

作ったのはパウンドケーキ。
せっかくなので、と、調べたレシピの中で一番酒粕の配合量が多いもので作ってみたのですが、チーズケーキみたいにコクのあるおいしいケーキになりました。
酒粕の量が多いので、ふんわりというよりもしっとりした食感。

合わせているのは昨年もお世話になった愛媛県の「スギウラ工房」さんの砥部焼のお皿。

和の雰囲気が、酒粕のケーキと合うような気がして、盛り付けてみました。

食べ応えもあり、ヨーグルトを添えていただくとさっぱりした味わいに、またジャムを添えるとよりリッチな、おしゃれなデザートになります。

こうやって自分たちで実際に使ってみることで、その商品の可能性や使いやすさを実際に体感し、「おいしいんですよ!」という言葉に説得力が生まれます。イベント当日には、皆さまと調味料についてたくさん、お話できるのを楽しみにしています。

来月の開催に向けて、少しずつ情報もUPしていこうと思いますので、皆さんどうぞお楽しみに。「うつわと調味料」という、暮らしに欠かせない、暮らしを豊かに彩るアイテムたちを、ぜひ見にいらしてくださいね。

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