いちばんの後悔と憧れつづける世界🌍✈️

#20 これまでで1番の後悔

海外経験を積まなかったこと。留学も海外転勤も機会を逃しているというか、踏み切れなかったというか……。

ホテルで働き始めた18歳のころ、ルーツを海外に持つ同僚や、留学・居住経験がある同年代にいつも引け目を感じていた。

今となっては嫌な言葉だなあとしか思わないけど、純ジャパ(※)って単語はなんだったんだろうね。

※純粋なジャパニーズを意味する造語。海外経験に乏しい人と、その語学力を揶揄して使われることが多かった当時。

それなりに勉強はしたんだ。
接客英会話の本だとか、マンツーマン英会話もオンライン英会話もやった。ただもう仕事のための英会話しかやってきていない圧倒的につまらない人間で、雑談ができないのが致命的。

テストの点数だけ取る勉強は何にもならんかったー！！

ホストとゲストの不思議な上下関係でしか使わない定型文しか私の引き出しにないのよ。おうおう、どうした〜って言いたいのにHow may I help you, sir? になるってどうですか……やだよね。

ホテル業から離れて、さらに渡航が難しい期間も経て、今の語学力は言わずもがな、使えたもんじゃない。

演劇情報を取りに行くときや、英語話者のエンジニアとやり取りするとき、普段もハードルを感じる。翻訳方法も多様で便利な時代だけど、気兼ねなく喋りたいよねえ。

お金が懸念で留学できない、ライフプランを考えて海外赴任できない、子育てが、仕事が……。

言い訳はいつでもできるけど、えいって踏み出した人(もしくは望んだわけじゃなくても素敵に適応している人)にいつも憧れている。

繋がりをつなげば、ありがたいことに世界のどこかに誰か居る。ちょっとずつ歩み寄っていけば会いに行けるなあ。そこからかなあ。

いしかわゆきさんの『書く習慣』、1ヶ月書くチャレンジをされている方にヒントを得て。頑張らないので、頻度は分かりません。書きたいときに書こうと思います。