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何がしたいわけでもないです。

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学校イチ怖いお婆さんは、なんの先生だったのか

そのひとは、音楽教諭のはずである。 職員室にいることはなく、音楽室のある4階が住処。第1から第4まである謎の小部屋「音楽準備室」で楽譜の束と過ごしていた。 わたしが中学から高校の6年間を過ごすカトリックの女子校、その門をくぐったころ、お婆さんはすでに60代。はりのあるグレイヘアーは逆に若々しく見えた。 背は小さいが、背筋を曲げることはない。同年代であろうマスール(修道女)、熱気と圧しか感じない男性教諭にも勝る気迫。校長よりも権力を持つ、スクールカースト最上位の最恐教師だ

    • 【書く習慣】30日間書いてみて、気づいたこと

      #30 30日間書いてみて、気づいたこと DAY1を始めたのは10月8日のこと。はなから「書く習慣1ヶ月チャレンジ=DAY30まで毎日投稿」は無理!とハードルを下げに下げて始めた。そこから約2ヶ月かかったわけだが、今日でひと区切り。 30のテーマを順に進めた、書く習慣。 はじめたきっかけと、30投稿を続けてみての2つの気づきを残して締めよう。 書く習慣、はじめたきっかけ オンラインから始まる交友関係が増えているこのごろ。名前は知ってる、アイコンの画像で知ってる、目に見

      • 「わたしはやっぱり、本業で幸せになりたい」

        #29 自分にとっての幸せはどんな状態か とある日、社外のお仕事での1on1で口をついて出たひとこと。 約半年ほど社外活動にも全力投球する日々を過ごして、今も副業らしきことをしている。その途中経過を振り返り。 社外活動を始めた一因には「本業での違和感を、所属外の組織(チーム)を通して俯瞰したい」という思いがあった。結局しっかり楽しんでいて充実していて、でもやっぱり、副業先のいいとこを吸収しながら本業で幸せになりたいな。 課題も山積みだけど、それでも好きな業界に軸足を置

        • 【価値観を形成した宿泊施設】 4. 旅暮らし経験ゼロからのソーシャルホテル「HOTEL GRAPHY根津」

          4本目、そろそろおしまいに近づいています。極めて個人的な宿泊施設にまつわる記憶の話です。 社会人になって:移動制限のさなか、旅暮らしを思う 旅行・宿泊業界で働いていても、旅暮らしとはだいぶ違います。 「旅行業界で仕事する」「旅を仕事にする」「旅しながら暮らす(仕事する)」どれも少しずつ違うんですよね。わたし自身は1つ目しか当てはまっていません。 旅暮らしはしたことがありません。学生時代にバックパッカーとして各地を回った経験もありません。宿泊施設で旅人同士の交流が生まれる

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          【価値観を形成した宿泊施設】 3. 大学生が初めて知った旅館の導線「飛騨亭花扇」

          うっかり続いてしまった3本目、極めて個人的な宿泊施設にまつわる記憶の話です。 大学生:背伸び価格の旅館に泊まってみたかった ホテル、ホテルと言って幼少期から今までを過ごしているわたしです。一方で仕事やプライベートでも「旅館」まわりの経験はかなり少なく、それゆえ色々とひっくるめた「旅行好き」とはなんとなく名乗りにくい。 旅館とご縁がなかった理由は、建築様式と立地かと思います。建築をやっていた父が…とよく枕詞や言い訳に使いますが、携わっていたのは洋風建築。そして都内で生活す

          【価値観を形成した宿泊施設】 2. 小学生の憧れを刺激したメゾネット「蓼科東急ホテル」

          うっかり続いてしまった2本目、極めて個人的な宿泊施設にまつわる記憶の話です。 小学生:二段ベッドよりも憧れたメゾネット これは小学生のころの記憶。長野県の蓼科高原での宿泊です。 幼いころの宿泊体験はほとんど、建築家の父が仕事のお付き合いやインプットを目的として予定したものだった気がします。 そのため、仕事関係者との家族ぐるみの付き合い(に見せる)ための宿泊が多かったのですが、この宿泊は珍しく家族4人だけでの時間だったようです。 なぜ「家族4人」と思い出せたのかという

          【価値観を形成した宿泊施設】 1. 幼児の目から見た「二期倶楽部」

          極めて個人的な、宿泊施設にまつわる記憶の話です。 最近「運命思考」というワードを知りました。人もものの記憶もすべて繋がりや因果があると考えるらしいです。長いこと宿泊業界の周辺でフラフラしている自分の、今を形作っているはずの記憶を残しておきたいなと思い、これを書いています。 わたしの場合悲しいことに、長いあいだ自分の記憶に残ると確信できる宿泊施設はそう数多くありません。なかでも、価値観を形作ったとまで表現できるものは片手で数えられるほどです。 なぜ泊まったのか、何をしにい

          前世はわたしたち、宿屋だったと思う

          #28 もしも1つだけ夢が叶うとしたら 未来志向、という言葉に引っかかる。 お題の「夢」が過去を指すのか未来を描くのか判断は任せられているが、先日ようやくやってみたストレングスファインダーの結果により、「未来」に弱みを感じている最中だ。34資質で判断されるわたしの性質において、案の定「未来志向」の資質は限りなく下位に置かれていたから。 34資質で分解しても、とにかくリアリストっぽい。 判断基準を収集し、リソースをどう組み合わせるか検討し、現実の流れに適応して今あるものを良

          今思えばあれは大切な言葉だった

          #27  誰かに言われた大切な言葉 その昔、仕事の話。 駅前のロータリーでは風に吹かれて派手柄の空き缶が転がっている。度数の高いチープなお酒で急速に酔えば、外飲みだって耐えられるのだろうか。11月も末、冷たい地面には昼間っから座り込んで飲んだ誰かの体温など残るはずもない。 年末を前にした繁忙期。商談を終えた、わたしと上司の帰り道。残った資料と手応えを会社のロゴ入り紙袋に詰め込んで、早足で駅に向かいながら次のアクションプランを練る。 大事な商談が終わったところで時刻はま

          喫煙者なのに吸っているタバコの銘柄が覚えられません

          #26 今日1日にあったモヤッとしたこと ※タバコの話を書きます 『書く習慣』のお題をひとつ終えると、次のお題を確認する。「今日1日にあったモヤッとしたこと」のお題を知ってから、数日が経過。え〜なんか今日はモヤること起きちゃう?と思ってみても、わたしの性格上、モヤッとしたことをわざわざ覚えていられないんだよなあ……健康な鈍感……。 ほんとうに、なんでもない毎日。 朝起きて、連絡を返して、やることリスト作ってせっせか作業し、合間に毎日ポケモンしてるこのごろです。最初の相棒

          「話がまわりくどい」欠点を照らした一言

          #25 今日1日にあった感謝したいこと 短所だと思っていた癖を肯定的に評価された。 褒めてもらったのは単純に嬉しいし、欠点に対する新しい捉え方を知ったこの機会に感謝したい。 短所・話がまわりくどい 経験値に乏しい若手のころ、いわゆるお金持ちを相手に接客をしていて染み込んだ癖だ。難しいお客さんを前に逆鱗に触れるまいと、発言の前置きが長くなる。 「○○を○○とのご希望と存じますが、あいにく△△は△△で致しかねております、XXならXXでご利用いただけますがいかがでしょうか?」

          家事ができないわたし、朝のお洗濯で自己肯定感を上げるお話し

          #24 今日1日にあった印象的なこと 本日は有給休暇、特に用事もないので後回しにしていた運転免許の更新に来ている。今、講習待ちの余白時間でnote下書き中。 今日1日にあった印象的なことと言ってもまだ数時間あるが、起床からここまでの過ごし方になんだか満足感が高い! その理由は、朝起きてお洗濯をしたことに始まる。とにかくわたしは家事が苦手で嫌い。やりたくないことはお金で解決します!って感じ。そのわたしが、お洗濯をしただけの話を書いていくよ。 苦手な家事のなかでも「まだマ

          学ぶ と 真似ぶ のTTP

          #23 仕事や勉強で1番大切だと思うこと 齢30を超えたというのに、いつだって不安でいっぱいだ。論語なら「三十而立(三十にして立つ)」なんて残されているのに、自立の自信はいつになるやら。 わたしは今、絶賛お仕事転換期。新しい知識をつける必要に駆られている。まあやって仕舞えばなんとかなる・しないとねとは思いつつも、自信がないなあ。 じゃあ何があれば自信ってつくんだろ。与えられるものじゃないし、買って身につけて武装完了!とそう簡単にはいくまい。 仕事や勉強で「今のわたしに

          「感情労働」に思うこと

          #22 人付き合いで1番大切だと思うこと このお題では、「お仕事での人付き合い」について書いてみたい。 お仕事といっても多種多様だが、主に感情労働で発生する人付き合いに対して、わたしなりの乗り切り方がある。感情労働ってなに?というところから始めてみよう。 お仕事は3つの労働の組み合わせ 大まかに、労働は3種類に分けられる。 肉体労働 体を使ってものを作ることで価値を生む働き方。建設・製造・農林業などの労働には、この肉体労働が多く含まれる。体が疲れる。 頭脳労働 頭を

          そろばん片手に旅立った初めての海外

          #21 これまでで1番のチャレンジ 「1番の後悔」のお題でしたためた海外への憧れ。 1番のチャレンジも最初の海外渡航かもしれないなあと思い出したので続けて書いてみる。 これまでで1番のチャレンジは、14歳でのはじめての渡米、期間はたった2週間。 小さいころのわたしは、そろばんを習っていた。先生のツテで、アメリカの小学校でそろばんを教えて交流しよう〜的なプログラムに参加することになったのだった。 参加者は小学生から高校生まで、20人くらいだったかな。北は北海道、南は宮

          いちばんの後悔と憧れつづける世界🌍✈️

          #20 これまでで1番の後悔 海外経験を積まなかったこと。留学も海外転勤も機会を逃しているというか、踏み切れなかったというか……。 ホテルで働き始めた18歳のころ、ルーツを海外に持つ同僚や、留学・居住経験がある同年代にいつも引け目を感じていた。 今となっては嫌な言葉だなあとしか思わないけど、純ジャパ(※)って単語はなんだったんだろうね。 ※純粋なジャパニーズを意味する造語。海外経験に乏しい人と、その語学力を揶揄して使われることが多かった当時。 それなりに勉強はしたん