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前世はわたしたち、宿屋だったと思う

#28 もしも1つだけ夢が叶うとしたら

未来志向、という言葉に引っかかる。
お題の「夢」が過去を指すのか未来を描くのか判断は任せられているが、先日ようやくやってみたストレングスファインダーの結果により、「未来」に弱みを感じている最中だ。34資質で判断されるわたしの性質において、案の定「未来志向」の資質は限りなく下位に置かれていたから。

34資質で分解しても、とにかくリアリストっぽい。
判断基準を収集し、リソースをどう組み合わせるか検討し、現実の流れに適応して今あるものを良くしていきましょう。今はわたし自身をそんな風に解釈している。

「わたしの走らせ方」を示唆した上司について、書いた。そして彼から言われていたのは「遠い理想に対してロードマップを描く力を磨け」と。未来志向ってそういうのに近いのかな、まだ分からない。




さて、もしも1つだけ夢が叶うとしたら。

現実主義者のいつものわたしなら、明日も健康であること、とか昨日のように楽しい休日を家族で過ごしたい、なんて言ってしまう。せっかくのもしも1つだけ、未来を考える機会として活用してみよっか。

夫と、宿屋をやってみたい。

ゲストの価値観とわたしと夫の価値観が混ざり合う一期一会の交点、作ってみたらどうなるだろう。これだけ無計画だから、爆発するかな。

宿泊畑の夫の領域は、レベニュー・データ分析・デザイン・サービス。
同じく宿泊畑のわたしができそうな領域なら、宣伝広報・渉外・人材・語学・清掃・サービス。

そもそも圧倒的に金勘定が苦手な夫婦なので、どうにもならない気がするけど。あと衣食住でいうと食が無理か……。ホテル調理出身の親戚のお兄さんと、宴会サービス出身の奥さんを調達。ああここに、建築家の父が生きていたら。

ビジネスといえば誰もが自前で営むもの、そんな一昔前の日本なら我が家はきっと宿屋だっただろう。

そうして、ストレングスファインダーでいう「未来志向」の話をしていたはずがより一層上位資質に近い「運命思考」の話にすり変わっていく。

ときどき未来を見ていこうね。


いしかわゆきさんの『書く習慣』、1ヶ月書くチャレンジをされている方にヒントを得て。残るテーマはあと2本。書けるかなあって、まだ言ってます。

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