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うな重弁当食べちゃいました……🍱🍱🍱

 土用の丑の日じゃないけれど、暑いし土曜日だし、うなぎ弁当買っちゃいました。
 鹿児島県産税抜き1980円、高いけど、暑いから、いつ死ぬかわからない、と思ったら、食べたいものは我慢しないで食べちゃおうと思いました。
 もちろん妹にはスイカを買って帰りました。
 妹は魚介類はアレルギーがあって、うなぎも食べられないので、普段は私も食べないのですが、夏になると、祖父が食べに連れて行ってくれたうな重のことを思い出して懐かしくて食べたくなるのです。

 おじいちゃんは、よく食事に連れて行ってくれました。
 私は妹と習志野市に住んでいて、一週間に一度実家に祖父母に会いに行っていたので、帰りにラーメンやおそばを食べてから五井駅まで送ってもらっていたのです。
 夏はときどきうなぎ屋さんに行きました。
 馬立から、遠回りしてうなぎを食べに行って、五井に送ってもらっていました。
 祖父母は本当は伯父夫婦なのですが、母がいうのです。
 自分が子育てをしていたら、お前は生きていないだろう。保育器のない時代に未熟児で生まれてミルクも飲めなかったお前にミルクをガーゼに浸して時間をかけて飲ませてくれたのだと、だからおじいさんとおばあさんにさみしい思いはさせないようにと、よく言っていました。

 祖母が亡くなったときに母は初めて「おいおい」泣きました。
「おばあさん、ごめんね、ごめんね」といって泣きました。
 
 私たち姉弟は、母に育てられた記憶がないほど、祖父母の記憶ばかりが残っているのです。

 今年はうなぎが食べられてよかったです。

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