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和のあかり展にいってみた


こんにちは

先日、目黒雅叙園の百段階段で開催されている
【和のあかり×百段階段2021】に行ってきました。

ということで、今回は作品展の批評的な感想ではなく、観賞から得たボクなりの気づきを綴っていこうと思います。

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ではさっそくですが、
目黒雅叙園の『百段階段』は東京都指定有形文化財でホテル雅叙園東京に現存する木造建築を指しています。
詳しくは▼



通称『百段階段』にある各部屋では定期的に企画展が開催されています。その一つに毎年夏に開催される[和のあかり×百段階段]が行われます。

和の空間を舞台に、日本的な灯りをテーマに空間演出する作品展です。


ザッと概要はこのような感じではないかなと思いますが、具体的な内容は目黒雅叙園のホームページをご覧いただくのがよろしいかと思います😊


■五感で感じて没入


ここから本題で、
百段階段にある各間を巡りながら、作品を見ていきました。

どの部屋も日本の間です。
日本の間は装飾(壁画等)をなくしたら、ガランとした箱。空洞で何も無い場所、ある意味[空(から)]の間なので空間なのかな、とも思えます。

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そんな空(から)の間に「灯り」を引き立たせる空間演出をしていくので、部屋は薄暗いのが共通しています。
そこに、音、匂い、スポット照明が合わさることで作品の雰囲気、世界観に入り込むような設計になっているんじゃないかなと。

ある一つの部屋では木の香りのフレグランスををサーキュレーターで漂わせながら別のサーキュレーターで風鈴の音を鳴らす演出がありました。
シンプルに空間の中に[動きがある]というのは面白いなぁと感じます。

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音も曲ではなくて、風鈴のような音。
日本の間+音+風+香り+灯り
が加わることによって、日本的な風景が想像させてくれます。
こうしたことを前提に空間設計をすることで没入感を人にもたらすことを可能にしていると思います。

ボクは仕事柄、建築の業界にいますし建築やこうした作品を見るのが好きなのである種の裏側を考えてしまいます。
※それ含めて楽しいのですが

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特にこうしたことを踏まえなくても純粋に作品が展示されている空間に身を置いて、少し立ち止まって、可能なら日本間ですので座って作品の世界観に身を委ねてみるのがボク的なオススメです✨


ということで
今回は作品展を見に行って、学んだことのメモ書きとして記しました。


通常は自社製品のエピソードを投稿しながらも今回のようにまた何かを見に行った時にはこうしてメモのような、日記のような内容を投稿していこうと考えています。

それでは
ご覧いただきありがとうございました😊

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和のあかり×百段階段2021▼

kuramoco shop▼

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