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定年起業後2ヶ月の悩みと決意

私の50歳からの定年後の準備シリーズの番外編です。

周到に準備して定年、起業。最初の頃は不安だらけでした。

私の日記から悩みと決意を拾ってみました。

「今までのつながり流れを利用して『前職』『前職の親会社』『前職の関連会社』とはできることを精一杯やる。自分への期待と提供できる価値を見いだそう」

幸いにして退職後に『前職』『前職の親会社』からお声がけいただき、研修講師やコンサルティングをしました。1ヶ月目は無収入でしたが、このおかげで2ヶ月目には収入を獲得しました。

『前職の関連会社』には同期入社の仲間がいて、コンサルティングの仕事をもらえました。

前職でのつながりは大切です。

「自分の売りは『声をかけてくれた若いベンチャー』が手伝ってくれるので一緒に開発しよう。焦らずに一緒にやる事での価値を生み出そう」

「『紹介してもらったコンサル会社』には自己アピールした。しかし、なかなか声がかからない。仕事の実態がまだ見えないから待つしかない」

『声をかけてくれた若いベンチャー』『紹介してもらったコンサル会社』には淡い期待を持っていましたが、進展がなく焦っていました。若いベンチャーとは接点が見つからず立ち消えになりました。一方コンサル会社からは2ヶ月後に声がかかり同行営業から始まりました。

半年後には大きな案件でチームに加わって、収入の柱になりました。コンサルティングのノウハウも学ばせていただきました。

優れたパートナーはとても重要です。

「サラリーマン時代とは違う。仕事は待っていて降ってくるものではない。自分で開拓するしかない」

「『何かできないかな』ではなくて『これができる』その『これ』が明確でないといけない。何ができるかを棚卸し文書化する。アウトプットする。しっかりとアピールする」

知り合いを頼って営業活動をしましたが、なかなか受注にはつながらず、力不足を痛感しました。もともと技術系の人間で営業は得意ではありません。売り込みが弱かったと思います。

今見返すと、営業用に作った資料も何ができるのかが具体的でなく、「なんでもやります」といったあいまいなものでした。

「『友人T』は何をやろうとしてのか見極めて、セカンドキャリア教育ならば一緒にやりたい」

会社経営をしている学生時代の友人からも久しぶりに声がかかり、期待を持って会いに行きました。しかしながら具体的な仕事には繋がりませんでした。

他にも起業したことを知らせると、何人かの友人、知人から声がかかり、久しぶりに面会しました。すぐには仕事につながることはなかったのですが、アウトプットし続けることで、その後、思いもよらない時にお声掛けいただくことが何度かありました。

一人起業では紹介営業が一番です。

そのためには

「自信を付けよう。自信をつけるためにインプット/アウトプットを欠かさない」

これが定年起業の鍵ですね。


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