椅子に興味を持った話
「衣食住のうちどれが一番大事?」と聞かれたら、「食」と即答するほどに食以外関心のなかった私ですが。
「私、椅子が気になります!」
幸か不幸か「住」の世界に手招きされています。
というのも、私が現在愛読中の小説に感化されているわけです。
糸森環さんの「椅子職人シリーズ」
ジャンルは「オカルティック・ラブ」、つまりこれ、恋愛小説です。
人生初の恋愛小説でしたが、すっかりハマりました。
描写される心霊現象や恋愛模様もそうですが、何といっても椅子談義!
これまでの私にとって、椅子とはモノ以上の何者でもありませんでした。
座り心地よければ言うことないかなーの代物。
しかし、生活には欠かせない椅子。歴史を紐解けば大変奥深いものであるということが分かりました。
一巻の題名にもある「ダンテスカ」
これは14世紀の詩人ダンテが愛用したという椅子を元としていて、ルネサンス期のイタリアで流行したようです。
アンティーク家具なので実物を見たことはありませんが、それにしても珍しい造形だなあと思います。Uの字がふたつくっついて、おもちゃみたいな印象を受けました。
小説によれば、時代の特色を椅子は反映しているようなんですよね。だから椅子を追えば歴史が分かるし、歴史が分かれば椅子の構造に納得がいくわけです。
残念なことに、私は「椅子」も「世界史」も無知でした(笑)。
なので現在、世界史を簡単にまとめている本を読んでいます。夏休みを活用して勉強中。
でもやっぱり、本命は椅子ですね。
これから椅子について調べたことをnoteに書いていこうかなと思ってます。
皆さんは衣食住、どれに興味がありますか?
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