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24卒第1号の私がクラダシに入社を決めた経緯


この記事に目を通してくださっている皆さま。

はじめまして!食べることが大好きで特にチーズケーキに目がない、大学4年生の髙野麻里亜です。最近食べて感動したとろとろバスクチーズケーキの写真を貼り付けておきます(^^♪

何故大学生が?と思った方も多いと思いますが、2022年7月にインターン生としてジョインし、24卒第1号として入社させていただくことになっています。

今回はこの記事を通して「私が入社を決意した経緯」を主題として発信できたらな、と思います。

私が大学に入学した年はちょうど新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)が流行した年だったため、思うような大学生活を送ることが出来ず、自宅でリモート授業を受ける毎日でした。もちろんサークルや部活もなく、一緒に授業を受けるはずだった友達にも会えないのが当たり前の生活でした。「せっかく自分が興味のある分野を、同じ想いを持つ友達と学ぶ機会が得られたと思ったのに、、、」というのが本音でしたが、とりあえず自宅で授業を受け、課題を提出するという淡々とした日々を過ごすことしかできませんでした。

私が大学で専攻しているのは「食料資源経済学」という学問で、端的にいえば食料問題や環境問題、また農業に関する経済学を学ぶことが出来る学問です。小学生の頃、学校で行われていたユニセフ募金で「自分のたった少額の募金でも遠くの困っている子どもたちを助けることが出来るのだ」ということに当時幼かった自分なりに感動し、そこから社会問題に興味を持つようになりました。このことがきっかけとなり、社会問題を学べる学部を受験したいという想いが芽生え、入学を決めました。

そんなこんなで外出自粛生活が落ち着き、自分の興味のある講義を大学で受けられるようになったある日、自分の想像とは違う事実の連続で衝撃を受けた講義がありました。小学生の頃に学んだ「社会問題」は“日本とは遠く離れた世界のどこかの国の話で、先進国の日本にはあまり関係がない話”と思っていたものが、日本も大きな課題をもつ当事者であるという認識に変わりました。

それが「フードロス」の問題です。

日本は食料自給率が他の先進国に比べて低く、輸入大国であるにもかかわらず、多くのフードロスを生み出している国であるという矛盾に衝撃を受けました。特に「食」は自分に密接な分野である上に、人間にとって切っても切り離せない大事な役割を果たすものだからこそ絶対に放っておいてはいけない問題だと感じたのを今でも覚えています。また日本の子どもの7人にひとりが貧困状態にあるという事実にも衝撃を受け、外国で進んでいると思われがちな社会問題は、実は日本にも大きく関係しているという「当事者意識」が生まれました。

しかし大学生1人の力は無力も同然で、どうにもできないのが現実。どうすれば問題に挑んでいけるのかと考えた結果が『フードロスを削減する企業の一員として活動する』という選択肢でした。大学3年生の夏、ようやく思うように活動できるようになったタイミング。私の座右の銘は「人生は一度きり!思い立ったら即行動!」なので、今、動くしかない!と思い、フードロス削減への強い想いとともにクラダシでインターンを始めました。

夏にジョインしてからの約半年間は広報・基金運営グループのインターン生として、主に社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の運営をおこないました。そんな中、自分の就職先についての決定期限も迫っていました。夏からひたすらインターンと学業に力を注いでいたため、他の企業で働く自分が想像できない状態だった一方、周りの友人が就活を淡々とこなしており、不安でいっぱいな状態で自分のまとまらない進路について、広報・基金運営グループでお世話になっていたCHROの徳さん佳鈴さんに泣きながら相談しました。

何もまとまっていないなか相談したはずなのに、話し終わった私の心は一つの決心がついていました。ただ漠然と周りの状況に圧倒されて自分が見えなくなっていただけで、自分の『フードロスを削減する企業の一員として活動する』という想いは何も変わっておらず、それがどの企業で実現できるかというのも3年生の夏には既に答えが出ていたので、そこからは迷うことなく「新卒採用としての面接をお願いしたい」と申し出ました。

私がクラダシに就職することを決意した理由は、もちろん自分の食品ロスに対する強い関心と想いではありますが、決意するまでの半年間に感じたクラダシメンバーの温かさも大きく関係しています。インターン生にも社員同然に接して下さり、時には曖昧で解決策の捻出が困難なタスクが回ってくることもありましたが、それにより自分で考える力や仲間と協力する力が身に付きました。またインターン生を放っておくことは無く、仕事の話でもプライベートな話でもいつでも相談しやすい環境があることが、自分で責任を持ちながらも安心してプロジェクトを進めていける自信にもなり、このような非常に活動しやすい空間が整っているというのもクラダシでの就職を決意した大きな理由でもあります。

24卒入社が決まった後、2023年の2月からは経営戦略室に異動し、クラダシ初の常設店舗「たまプラーザ テラス店」の開店準備に勤しみました。部署がガラリと変わり、関わる方も仕事内容も以前とは全く違いましたが、どの部署にいてもメンバーの温かさは変わらないため、都度相談しながら安心して仕事を進めることが出来ました。特に常設店の開店準備は自分にとって初めての経験ばかりで非常に刺激的な毎日でした。店舗に並べる商品数の推測から開始し、競合他社の価格や商品内容分析、電話線や店内音楽の手配、食品販売に必要なHACCPに基づく食品衛生計画書の作成など、普通の大学生では到底経験できないような業務を経験し、無事開店した現在では効率的なPOP運用を考えたり、売り上げを向上させる施策を考えたりと常設店を更に盛り上げる方法を日々模索しています。

現在は事業開発グループという名に変わったこのグループの業務は、曖昧なものを推測しつつ試験的に実行してみるものが多く正解が見えにくく分かりにくい仕事が多いですが、地道に準備してきたものが形になる瞬間は非常にやりがいを感じますし、自分の推測が的中し効果を発揮する瞬間もとても気分が良いです。

常設店はまだスタート地点に立ったばかりで、これからまだまだ改善の余地が残されているので、直近の目標は常設店の運営を安定化させることですが、せっかく初のオフライン店舗の準備に携わり、開店準備のノウハウを多少なりとも身に付けることが出来たので、今後の事業開発グループの一員としての大きな目標は常設店を全国各地に増やし、クラダシをもっと多くの人に知っていただき、フードロス削減にもっともっと多くの人を巻き込むことです。

長くなりましたが、私が一番伝えたいことは『クラダシは安心して成長できる環境が揃っている』ということです。後は『クラダシでフードロス削減を達成したい』という強い想いがあればクラダシメンバーが絶対に支えてくれるので必ず成長できます。
自分もまだまだ未熟なインターン生ではありますが、あと半年間準備期間として走り抜けてスーパー24卒としていち早く活躍できるように頑張ります!
これからも「人生は一度きり!思い立ったら即行動!」を胸に突き進んでいきます。

最後まで閲覧いただきありがとうございました。
クラダシでお待ちしております!!




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