職場のお局様問題。

※大変申し訳ありませんが、この記事にはお局様に対する個人的な感情とディスりが入っております。嫌な方は閲覧注意です。

私がかつて働いていた保育業界は女の職場である。

外からは華やかに見える仕事だが、中はドロドロだ。(ドロドロしてない職場はもちろんある。)

特にお局様問題は深刻だ。

この問題に巻き込まれて職場を辞めてしまう人は少なくないだろう。

特に若い人は巻き込まれやすい。

年齢はだいたい40代から50代にお局様が多くいるように思う。

同じ年代の中には、心の器が広い方や尊敬できる方だって当然いる。でも、割とそういう人は少ないかもしれない。

私も辛い思いをした。

悪口はもちろん、こき使われたり。

何人も大人がいる中で、公開処刑のような叱責をされて自尊心がズタズタに引き裂かれたこともあった。

ひたむきに業務にあたっていたとしても、お局様同士、仲を深めたいが為のどうでもいい世間話のなかで「○○さんは仕事しないよね」と話題のネタにされたことも。この事を人伝に聞かされた時には、「もう、やってやれないな」と、真面目に仕事をしているのが馬鹿馬鹿しくなり、仕事を放棄しかけた。(もちろん子どもたちのことは大切にします!)

私なりに、お局様と呼ばれる人の傾向を書いてみる。

★劣等感がある。
★決めつけ、自慢が多い。
★一人では何もできないくせに、集団になると強くなる。集団で個人を攻めがち。
★井の中の蛙状態(一つの業界でしか働いた事がなかったり、一箇所でしか働いたことがない)
★そもそも人間として終わってる。
★自分は偉いんだぞ、という感覚。
★自分がされてきた事と同じ事を相手にする。

逆に、同じ40歳から50歳の方でも、若手の気持ちを汲み取り、共感し、きちんと指導をしてくれる方は、色んな業界で仕事をしてきた経験があったり、その人自身が辛い経験をしてきたから同じ思いをしてほしくないと思っていたり、適度に自尊心があり、私生活でも、ある程度心が満たされているのだと思う。

お局様にはお局様の事情があるのだとは思うが、
いい大人なんだから中学生みたいなことするなよ!!!

というのが私の本音だ。

当時の事を思い出したら、感情をコントロールできない。怒り怒り怒りしかない!!!

「まぁ、どこにでもお局様はいるもんだよ」
と良く聞くアドバイス。

まぁ、そうなんだけど………。っていう感じでー。

お局様の態度を受け流せればいいんだけども。

折り合いをつけられればいいのだけれども。

上手く付き合えている人はすごいな。

色んな方法でお局様を上手く交わすんだよな。

ごますったり。
距離置いたり。
世渡り上手なのか?

いいな。私もできるようになりたい。

でも、変に頑固な性格の持ち主にはなかなか難しかったりする。

自分自身も柔軟でありたい。

でも、一度上手く撃退出来たときがあった。

『嫌わられる勇気』の本からヒントを得たら、一時だが乗り越えられた。

本の一節にあった「同じ土俵にのらない」だったかな。

本を参考にしてお局戦争を生き延びた。

馬鹿馬鹿しい嫌味を嘲笑って返せた時があった。

だけども、戦いにより胃が荒れて、胃カメラを飲んだり、通院したり、服薬をしたりと後遺症がしばらく続いたっけな。

本当に嫌いだ。お局様たち。
他に当たり散らすところがないんだろうけど、はっきり言ってご迷惑。

でも、なんでかそういう人って、人を傷つけてる自覚ないんだよな。

同情して優しくしてあげなきゃいけないんだろうけど、卑劣な扱いばかりされ続けると優しくできないんだよな。

可愛そうな人たちなんだろうけどな。

いい大人なんだから、自分の中で対処してって思う。

自分も、ミイラ取りがミイラになる、みたいなことにはなりたくない。

そのために、
色んな場所へ行き、
多くの人達と出会い、
失敗と成功の両方を沢山経験して
多様な価値観を知って、受け入れて
人間として成長し続けたい。

そして、今は私はその途上にいるのかもしれない。

私は今はニートと言う身であるが、転職を繰り返してきた過去もあるが、今思えばこれでよかったんだと思う。

一つの所に留まり、何かを継続することも容易じゃない。誰にでも出来ることではないからすごいと思うし、尊敬もできる。

だけども、それだけでは得られないことがあるのではないか。

きっと、その人達が得られない事を私は経験している途中なわけで。

今の自分や自分の過去を恥じるのではなく、一つ一つが意味のあったことなんだと思えば、人間として成長できる。人の気持ちや痛みに気づき共感できる。そう味方を変えればきっと運命も変わるだろう。

いつか自分自身が40代50代になった時、人の痛みが分かり、恥ずかしくない生き方をしていたい。

そう思わせてくれる機会がお局様にはなかったのか?

なんか、もったいない気がする。

もったいない事をしないよう、生きていこう。