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1枚の経木から、日本の山を元気にしたい

 谷保のネオおばあちゃん家では、「経木」の扱いを始めました。  経木は日本では大和時代から使われてきた包装材であり、昭和30年代までは包装材料として一般的に使用されていましたが、ポリエチレンやスチロールが広まったために衰退してしまった産業です。  今この経木をつくる事ができる機械、職人さんは、日本でも数人しかいなくなってしまったとの事。  この経木のように、日本の木材製品が売れなくなってしまった事で、森林の整備がされていない山が増え、その影響による土砂崩れ等の災害が現に

    • 自分の余白をつくる

      私は現在日常生活支援住居施設にて、週1で宿直をさせてもらっている。 私がこの仕事をさせてもらいたいと思った理由として、 ・山谷という地域の文化を、そこで働く事を通して感じたい ・生活困窮者支援と、高齢者支援の双方を学ばせていただきたい ・奥さんと1日距離を置く事で、程良い「距離感」が生まれ、その大切さを感じる事ができる 等々の理由があるが、3つ目は思ったよりも自分に効いた。 家族や同僚等、毎日顔を合わせている距離感の近い相手には、自分を出しやすくなる。自分が相手に対して

      • 私が地域に拠点を作りたい理由

         昨年から数年空き家だった畳屋さんを改装して、そこで地域の役に立つような拠点づくりをしようと思っています。  私がそのような拠点を作りたいと思った理由は、主に2つあります。 おばあちゃん家の心地良さを再現したい  今はもうないのですが、私の幼少期、夏休みに行っていた母方の実家がとても大好きでした。  古民家のような作りで、土間があり、縁側があり、囲炉裏があり、土足の台所があり、竈もある。襖を開ければ広い畳スペースになり、そこで親戚みんなでご飯を食べる。  そして、こ

        • 不登校×オンラインの親和性 学校の授業もやっちゃおうよ〜

           学校に行かない子どもに対して、家庭訪問をすることも私のしごとの1つ。  そこで子どもが会ってくれたり、くれなかったり。  最近その訪問すら、コロナの影響で断られてもきており、どうしたものかと悩んでいた。  日頃からZOOMでオンライン会議等したこともあったので、試しに自分の携帯とその子の親の携帯で試してみたところ、、、  何と今まであまり話せなかった子と、話すことができてしまった!  オンラインすごい!!!  顔が見えることで、実際に会っている感覚になるが、リア

        1枚の経木から、日本の山を元気にしたい

          スクールソーシャルワーカーが今すべきだと思うこと

          世の中休校騒ぎ。 こんな時だからこそ、スクールソーシャルワーカーが、できる事、今すべきだと思う事は、冷静に整理しておきたい。 そもそもスクールソーシャルワーカーとは 本来受けられるはずである、社会的なサービスを受けられずに孤立してしまっている子どもやその家族に対して、福祉的なサービスや地域の居場所等を紹介して、社会化をしていくというしごと。 その福祉的なサービスにも2つのパターンがあり、主に行政機関が実施している「フォーマルサービス」と、地域や民間で実施している「イン

          スクールソーシャルワーカーが今すべきだと思うこと

          note 始めます

          「note」始めることにしました。 今の私の課題は表現をする事です。 大学を卒業して社会人生活を12年経験してから、本当にやりたかった事を見つけて、また学生に戻りました。 これから学ぶことや、日々の気付き、問いなど、 日々の生活で起きる1つ1つの事を大切に、感謝し、1つも取りこぼしなく生きていくために 今眠っている感性を、この「note」で呼び戻したいです。

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