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0歳児への読み聞かせ

自分が母に感謝していることのひとつは、幼少期から浴びるように書籍(漫画も含む)を与えてもらったことだ。

社会人になった今、正しく文章を読み、理解できることの大切さを痛感しており、その基盤を作ってくれた母に改めて感謝している。

そして自身も親となった今、もっと言うと親になる前から、我が子に読書の楽しさを伝えたいと心底思っている。
本を読む力は、きっと自分を助けてくれるからだ。

さて、我が家の0歳児はどうやら絵本がとても好きなように見える。
「0歳児が絵本を読まれて嬉しいんだろうか…私のエゴなんじゃないだろうか…」なんて思いつつ始めた読み聞かせも、最近では楽しそうな反応を見せてくれる。
仰向けに寝そべった0歳児に「今からこの絵本を読むよ!」と表紙を見せると、目をキラキラさせ、息を荒げながら、読み聞かせが始まるのを待ってくれているように見える。

そんな我が家の0歳児(これを書いている時点では0歳10ヶ月)の反応が特に良かった絵本をいくつか書き残したい。

しましまぐるぐる

定番すぎてもはやここに書くまでもないと思ったが、例に漏れず我が子も大好きなしまぐる。楽しそうに聞いてくれるし、最後のページに空いた穴に指を突っ込んでなにやら熱心に観察をしている。登場する動物の鳴きまねをしてみたらすごくウケた。初めて真剣に聞いてくれた思い出の一冊がこのしまぐるである。

くっついた

私が息子にくっつきたくて読んでいるようなもの…ではあるのだが、「くっついた!」の響きが良いのか、にこにこしながら聞いてくれる。いつか息子からくっついてくれる日を夢見ながら、今日も読み聞かせを続けている。

クリスマスプレゼントなぁに?

クリスマスの時期に購入したにも関わらず、あまりに息子が好きなので、春先の今もまだ読み続けている一冊。ポップな絵柄で、丈夫な紙質の仕掛け絵本。表紙に記載されている「フフフーン」はサンタさんのセリフかと思って音読していたのだが、どうやら作者さんのお名前らしい。フフフーンさん、いつもありがとうございます。

しゃかしゃか

これがないとおむつ替えできません。おむつ替えのとき決まって寝返り&逃走をきめる息子、この絵本を渡しておけばしばらくご機嫌でじっとしていてくれる。読んでもらうのも、自分でしゃかしゃかするのも好きみたいで、おもちゃとしてもかなり助かる存在。ないと困るので、旅先に持っていくほどのお気に入り。

きらきら

こちらもしゃかしゃか同様、息子に手渡すだけでご機嫌になってくれる一冊。光を反射させてきらきらさせたり、きらきらした部分をいじいじしてみたり、いつも楽しそうに遊んでくれる。「きらー!」とか「ぽん!ぽぽぽん!」とか、音の響きも好きそうに見える。


最近は本を自分で掴みたいらしく、読み聞かせをしていても本を奪い取られてしまうことが多い。
それはそれで楽しそうなので全然構わない。
なにより、鼻息をふんふんさせながら、真剣に本をいじいじする姿がかわいくてたまらない。
時には食べられたりちぎられたりすることもあるが、彼の本なので(危険じゃない限りは)好きにしてほしい。

彼がさらにお気に入りと出会えるように、母はせっせと働き、せっせと貢ごうと思う。

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