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精油で「免疫をつける、呼吸器を守る」

アロマテラピーの精油も、ごく微量な濃度で、「免疫をつけ、呼吸器を守る」ことができます。今日は、プロヴァンス式アロマセラピーインストラクターの岡村桃子さんをお迎えし、精油の勉強会を開催しました。

呼吸器は、「二つの穴のある鼻」と「口」の3つの穴から、空気(およそ窒素80%、酸素20%)を体内に取り入れ、肺に送り、血流にのって新鮮な空気を送り出す、生きることに欠かせない役割を担っていますす。

そして、呼吸はその場(環境)からある程度の距離をとらない限り、入ってくる空気を拒むことはできません。換気が出来ない状況は、一酸化炭素中毒のように、死に至ることは周知の事実です。言い換えれば、今いる自分の場所の空気を整えることが出来るのは、私たち一人一人の選択と行動にかかっています。

今日、岡村桃子さんが紹介してくれたのは、特にこの呼吸器を労わり、強化し、活性化する4種類の精油。

●ユーカリプタス(グロブルス/ラディアータ/シトリオドラ/スミシ)
●ティトリー
●タイム(ケモタイプ5種)
●パイン(欧州アカマツ、ハイマツ、国産ヒメコマツ)

それぞれ、香りは全く異なりますが、呼吸を深め、気管支炎や抗ウィルス、抗カタル、抗殺菌、強壮、去痰、などの作用がもたらされます。使い方の注意は、都度、勉強会でお伝えしていますが、それを充分に守ってもらえれば、素晴らしい自然治癒力を実感して頂けます。

香りを楽しんで、実際に、呼吸器を癒すフリクション(集中治療用)オイルを作った後、「片鼻呼吸法」で呼吸を労わる2時間半を楽しみました。

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呼吸器は、二つの鼻の孔に取り入れられ、頭部の3/1近くを占める副鼻腔をとおり、肺に送られます。

副鼻腔の絨毛は、異物や体に害がある物質をできる限りとり入れないよう、できるかぎりの努力をしてくれています。繰り返しますが、生命を維持し、活性化を高める空気を、肺に送り込みます。なので、アロマテラピーの専門家は、呼吸の質を最も重視しています。

肺に送り込まれた新鮮な酸素は、心臓に送り込まれ、動く動脈血にのって末端の毛細血管にいくと、今度は静かな静脈血となって再び心臓に戻ります。心臓&循環器系と肺&呼吸器系の深いつながりと相互存在を実感できます。

たった3分の片鼻呼吸を行うだけで、自然治癒力が備わっていることをその場で体験できます。自然循環農法由来のアロマテラピーの精油が1滴たすことができれば、その自然治癒力効果ははかり知れません。精油がない場合も、この季節は精油の生葉や花を1枚もらって、パンとたたけば、その効果の恩恵を受けることが出来ます。

1日28000回以上も繰り返される呼吸。
呼吸という営みの一息一息が、穏やかで満ち足りていますように。
免疫を下げる汚染物質や悪臭ではなく、笑顔が自然とあふれ免疫が高まる、優しくて満たされた空気と共に、この地上を生きる全ての呼吸器が、健やかで穏やかな呼吸のリズムを刻んでいますように。アロマテラピーを知れば知るほど、その願いは強くなっていきます。

お手元に精油がある方は、まずはそれをフル活用してくださいね。クプクプでももちろん、施術やセルフケア指導を通して、スタッフ一同お待ちしています。クプクプが遠い場合は、ご近所のハーブやアロマテラピーの専門店を頼りにしてください。間違いなく素敵な出会いが待っています♪

精油のエキスパート・岡村桃子さんの勉強会は、次回は5月23日【日】10時~12時半です。

テーマは、【女性の一生】。
下記の精油を一つ一つ深めます。
クラリセージ、ヴァイテックス、フェンネル、ゼラニウム
セルフケアのアイテムは、「女性に役立つマッサージオイル」を作りお持ち帰りいただけます。

14時~16時は、「子宮の愛し方 初級編」を樋渡志のぶが担当します。私達がこのように誕生する前に命を宿した聖なる場所「子宮」を慈しむセルフケアの時間をご一緒出来たら幸いです。

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