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【詩】光がね

光が白い滝のように流れ落ちている
ぼくは暖かさを浴びながら
ボーッとその姿を眺めていた

純白に立ち現れるシルエット
ああ、君の後ろ姿か
そんなことを思ったりもしたけれど
ただただ滝は流れ落ちている

そうだ、窓を開けよう
羽毛が舞うように解き放つ心
その中から翼は広がり、
届けよと手を伸ばしては
君を抱きしめられたのなら…

光は眩しく、
目を閉じると爽やかな風圧が
「おはよう!」とほほ笑みかける

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