Back to the late 90’s 第33話 CLUB ItoI『Freakin' Time』⑤
2001年2月初旬頃だったと思うが、来日公演中だったKENNY DOPEが『Freakin' Time』に遊びに来てくれた。
当時の『Blast』誌2001年4月号にKENNY DOPEの記事が掲載されていたので確認すると、『Soul Source Jackson 5 Re-mixeps』のリリースパーティーが2001年2月4日に西麻布YELLOWで開催され、それに出演したKENNY DOPEが、大阪にも立ち寄ってくれた。
『Blast』誌のKENNY DOPEの写真に協力◎A Hundred Birds Productionとクレジットされている。A Hundred Birds Productionとは、この『Back to the late 90’s 第28話』にも少し書かせてもらったがDJ KOMA君が所属していた音楽プロダクションで、KENNY DOPEの来日をサポートしていたと思われる。実際CLUB ItoIに来てくれたKENNY DOPEは、KOMA君に連れられてやってきて、隣で通訳をKOMA君がしていたのを思い出す。
それにしても似ているな、KENNY DOPEとKOMA君(笑)。
190cmぐらいのKENNY DOPEと小柄なKOMA君と身長差こそはあるものの、顔は本当に似ていて、並ぶと兄弟みたいだった。まるで長洲力と長洲小力みたいだ(笑)。
予めKENNY DOPEがやって来ることを聞かされてなかった私は、咄嗟の出来事にビックリし、凄く喜んだ!そしてKENNY DOPEによる『Can You Handle It?』のリミックスが収録された『Beat Generation Sampler』の12inchを慌ててMANHATTAN RECORDSで購入し、KENNY DOPEにサインを書いてもらった。
本当はKENNY DOPE『Get On Down』のレコードにサインが欲しかったが、持ってきておらずだったので「取り敢えずKENNY DOPEのレコードなら何でも良い」と思い『Beat Generation Sampler』が売っていたので、購入した。
レコードとペンを渡すと快くサインを書いてくれたKENNY DOPE。サインを書き終えた後に、
KENNY DOPEと握手をしたのだが、とてつもなく大きな手をしていた。この手先で、繊細かつ心地良いビートを作り出しているのかー。嗚呼、何故この時にKENNY DOPEと一緒に写真を撮らなかったのか、今も後悔。
上記の『Get On Down』は、今でもDJ時に、たまに選曲していおり、色褪せる事がない名曲名リミックスだと思う。KENNY DOPE、まさに天才的アーティストの1人だと今でも痛感している。
つづく......
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