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【悩み003】ワークライフバランス重視で会社見てるけど行きたい会社がない

一人の悩みが他の誰かを救うかもしれない。

そんな妄想から、日々遭遇する悩みと悩みに対するアドバイスの蓄積をしていくnoteです。
さぁ今日もいってみましょう!

「ワークライフバランス重視で会社見てるけど行きたい会社がない」

就活中の学生さんから相談されたお悩み。

「ワークライフバランス重視で余暇は何したいの?」と聞くと

「結婚して家庭重視の生活をしたい。自分の親もそうだったから。」

とのこと。そう思えるなんて素敵な家族ですね。

僕自身も学生時代そう思ってたし、今も家族重視ですので「すごい分かるなぁ」と思いつつ

「家族と仕事をトレードオフで考える必要はないのだよ!」

と今は自信を持って言えます。

少子高齢化により年金支給開始が確実に後ろ倒しになる未来において、働く期間が長くなることがほぼ確約されています。

今就活中の20代の方であれば、50年くらいは働くつもりで人生やキャリアを考えたほうがいいでしょう。

ワークライフバランス重視の方の多くは、「仕事はつらいことだから極力楽にこなしたい」という前提が含まれてる気がします。

それは、はなから仕事そのものからやりがいや充実を得ることを諦めているということでもあるでしょう。

何を隠そう、私もそうでした。

新卒で入った生命保険会社時代は、仕事はそこそこに割り切ってプライベート重視の生き方を志向していました。

幸い一定ホワイトに働ける環境ではありましたが、それでも毎日7-8時間は働くわけで、どんなに楽でストレスのない仕事だったとしても、その時間にやりがいや充実感を感じられないというのは、想像を超える苦行だったわけです。

しかもその日々が40~50年続くと考えたときに、仕事を割り切る生き方は無理ゲーだと気づきました。そこから少しでも「仕事そのものから満足ややりがいを得られるようになりたい」という思いで試行錯誤し続けながら今に至ります。

一ミリも働きたくなくて最低な社会人だった自分の唯一のファインプレーが「仕事を諦めることを諦めた」ことだったたなと思いますw

もしかしたら、心を無にして働き余暇を楽しむことができる人はいるのかもしれません。しかしどうせ50年働くことが決まっているなら、今から仕事そのものからやりがいや満足を得られる道を模索していくほうがきっと豊かな人生になるのではないでしょうか。

もちろん、新卒で入社してすぐに好きな仕事に出会えるなんて簡単な話ではなく、「仕事を楽しく」というのは多くの方が死ぬまで向き合い続ける永遠のテーマだと思います。

・自分の能力を発揮できる幸せ
・誰かの役に立てる幸せ

僕はこの2つが人生における最高級の幸せだと思っていますが、仕事はまさにこの2つの幸せを両方感じられる営みになり得るものです。

もちろんいいことばかりではありませんが、最初はあまり選り好みせずに色々な仕事を経験して、その中から自分の強みや個性を明らかにし、ゆくゆくは自分が好きで得意なことで思い切り誰かの役に立つことができる状態を目指していけば、きっとキャリアは充実します。

そして逆説的ですが、このように仕事を通じて自分の能力を磨き、人の役に立つことにコツコツと向き合い続けた人は、結果的に多くの人から必要とされ、確実に働き方や生き方の自由度も上がるはずです。

好きなことで思い切り人の役に立てている方は間違いなく魅力的です。そんな仕事ができるからこそ「家庭を大切に生きる」という非常に素敵な願いもきっと実現するのではないでしょうか。


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