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間食は太る?太らない?疑うから始める。

目的を見失うことがある。
だから常に自分を疑う習慣をつける。

ここで言う「疑う」は「なぜ」ということだ。
▼サイモン・シネック氏のゴールデンサークル

何のために?何を信じているのか?
その組織の存在する理由は何か?
何のために朝起きるのか?
なぜそれが大事なのか?

TED『優れたリーダーはどうやって行動を促すのか』サイモン・シネック

さて、ここは健康にまつわるお話。
こんな本を見つけました。

私は、大人の間食はほとんど太ると思っているし、ほとんど健康的ではないと思っています。
だからこそ、太らない間食とはどういうことなのか読んでみました!

結論、間食は痩せないし健康的ではない!

でした(笑)
読んでも納得しませんでした(笑)

  • そうは言っても間食したい!

  • 痩せなくていい!太らなければいい!

  • 間食っていう楽しみを奪わないで!

という人のために、解説していきたいと思います。

もう一度いいますが、私は間食反対派です!
しかし、反対派が間食賛成の意見を解説するわけですから、体のことを気にせずに間食を楽しめるきっかけになるかもしれません。

何か我慢している人は気が楽になります!

① なぜ間食をすすめるのか

長い間隔が空きがちな「昼食と夕食の間」に上手に間食をとることで、病気や不調、肥満や老化の原因となる「夕食の食べすぎ」を、防ぐことができる。

本文引用

これは確かに納得がいきます。
昼食を12時にとったとして、じゃあ夕食は何時になるかといったら18時?
…まさか。
今だと20時~21時近いのではないでしょうか?

最近、食事の本を読むことが多いのですが、食事の時間についてどれも理想でしかなくて、現実を無視しているものが多いなと感じていました。
私自身、夕食を18時に摂っているのは、今のこの入院生活の中でしかありません。仕事をしていると21時~22時になるのが普通です。

そうなると、昼食からの時間約8時間~10時間空く人が多いのかなと。
そして、無理に我慢して夜にガバッと…しかも遅くに食べてしまうのは、たしかに不健康ですね。

ただ

病気や不調、肥満や老化の原因となる「夕食の食べすぎ」

本文引用

はどうかな。
これだと《夕食の食べ過ぎ=病気や不調、肥満や老化の原因》となってしまうので、ここは疑って欲しいです。
私は以前、1日1食できっと夕食を食べ過ぎていましたが、病気や不調はなかったし、肥満には程遠いし、実年齢より若く見られてます。
(今の病気と食事はおそらく関係ありません。染色体異常なので。)

② 間食で何を食べるかが決め手

実は私も間食をしていました。
私の食事スタイルは

朝にハチミツ入りのコーヒー
14時頃にバナナかナッツ
夕食に好きなもの

バナナは果物の中でも糖度が高い方です。1本か2本食べて後半の仕事に向かいます。特に現場での体力のいる仕事の時はバナナです。
事務作業の場合はナッツにしてます。

どちらも糖質は高いですがGI値(血糖値はどれくらいあがるのかの指標)は低いので、今のところ間食はこれがベストだと思ってます。

▼ちなみにコチラ。バナナとナッツのGI値と糖質。

バナナ GI値 47 糖質19.4g(一本あたり)
ナッツ GI値 30 糖質2.2g(片手一杯あたり)
おにぎり GI値 80 糖質40g(1個)

ググりました。

ただ、この本の中ですすめているのは
ナッツやバナナもすすめてくれていますが、クッキーやカツサンドやソーセージをすすめているところが私の中ではアウト。大福もつぶあんならOKらしいですが、私の中ではアウトです。

著者の主張としてはタンパク質と脂質をとれば太らないよ!と言ってます。これには私は賛成ですが、だからといって
クッキー、カツサンド、ソーセージ、つぶあん大福はそれ以外のものがたっぷり含まれているので、毎日そんなものを食べようもんなら太るどころか不健康まっしぐらです。
できたてや高級なモノなら良いとは思いますよ?
例えば砂糖やショートニングを一切使っていないクッキーやつぶあん大福、酸化していない油であげたカツサンド、腸から手作りのソーセージ…
そんなもの気軽に買えません。

ここはタンパク質と脂質をとれば太らない!というところから視点を変えて疑ってください。

③ 結局、何が目的か

「食でよりハッピーに、健康になること」そして、「自分に優しく、極力、ガマンしなくていいダイエットを実現すること」です。

本文引用

これが、太らない間食をすすめている目的だそうです。

まず、これを考える時に『なぜダイエットをしているのか』を考えてみてください。
おそらく、今太っているからでしょう。
厳しい話をしますが、
今太っている人はガマンができないから太っているわけで、ガマンしなくていいダイエットは実現しません。
例えガマンしないダイエットで一時的に痩せたとしても、ほとんどが水分コントロールで痩せただけで、脂肪燃焼とまでいってません。
そこにはもっと複雑な体の仕組みがあるからですね。(インスリン抵抗性とか。ここでは割愛します。)

だけど、もし、
昼食と夕食の空き時間が長い人は
ナッツかバナナの間食をおススメします。それかサラダです。
だいたい「お腹空いた~」というのは脳の錯覚で
お腹は空いてないんですよ。
血糖値が下がるとかいうけど、それは下がる前に血糖値を無駄に上げているからなんです。


なのでまとめると

体のことを気にせず間食を楽しめる人は、ダイエットをしていない人だけですね。
ただ、「あれダメ、これダメ」という我慢は禁物。
間食だって、していいものはあるし
運動がすべてでもない。
そもそも「なぜダイエットをしているの?」ともう一回疑問をもってください。体重を減らしたいのか、体型を良くしたいのか、これもまた違います。

今、ダイエットをしている人は
まずいろんなことを疑ってみて、疑問があれば調べて、学んで実践する。
一番は学びです。

究極、勉強時間を増やせば、食べる時間がおのずと減ります(笑)
暇だから食べるんです。これも考え方。


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