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お花屋地政学(その2)

お花屋地政学、まずは、スカンジナビア半島。

スウェーデンの首都ストックホルムのお花屋さんについて触れてみたい。

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話の始まりは、ケニアでバラの品種開発の現場を見ていたときから、

”スカンジナビア半島のトレンドは独特。このバラはスカンジナビア用に開発してるんだよ”

と言われて衝撃を受けたことから始まる。

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イメージとしてはオレンジ色に近い暖色系というべきだろうか。
冬は寒いスカンジナビア半島。
少しでも”暖”をイメージするため、お部屋にはそんな色合いのバラを飾りたい、と。逆に、涼し気な色合いのバラは全く売れないのだとか。

そして、ストックホルムのお花屋さんで、それは証明された。
入ってみると、バラの中心は確かに暖色系!

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店員さんに聞いてみると、まさに、ケニアで聞いたそれが返事として返ってきたのである。

今更ながら、スカンジナビアの秋冬の寒さを実感し、そして、そんな声がケニアの開発現場まで届いていることに僕は驚きというか、感動すら覚えたのである。

<続く>

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