今年最後の週末noteはXmasに
早いもので今年も残すところあと1週間ですね。というかクリスマスですよね🎄
いつも週末noteをご覧いただいている、よい子の皆さんにはサンタクロースさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれましたでしょうか?🎁
まぁ、よい子ではない私めのところには何年(何十年?)も前からサンタさんはきてくれていませんがw🎅
今回はクリスマスにちなんで•••ではないですが、今年法人化してからを振り返りたいと思います。
▼法人化した春
一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの(以下「VRS」といいます)は、前身の非法人であるバリュー・リノベーションズ・さのの活動を引き継いで法人化しました。
法人化に際しこだわったのは、非法人時には行政からの全面支援を受けて運営をしていたため、多少の採算面も度外視できたところはありましたが、行政の全面支援がなくなるにあたり、自主運営ができることをめざして可能な限り、補助金に頼らず運営するスキームを構築できるように検討しました。
そういうこともあり、代表には行政の特別職ではなく、3年間、非法人時のバリュー・リノベーションズ・さのの活動を支えてくれた嶋田洋平さんにお願いしました。嶋田さんも最初は「地元で」という想いもあり、「他にいなければ引き受けますが」ということで、最終的には引き受けていただくことになりました。
3月14日に法人化し、そこからの活動開始となるわけですが、非法人時の残務処理があったため、年度替りとなる4月から実質活動を開始しましたが、メンバーの入れ替えもあり、手薄な人数での船出となりました。
法人化して最初に引き受けた事業としまして、さの町場の空き店舗を紹介したご縁もあり、泉佐野市さんからの委託のご依頼も受けて実施しました「佐野まちライブラリー」の運営業務です。
非法人時に「SHARE BASE つむぎや」の自主運営はしているものの、公共施設の運営は初めてで、運営のサポートをしていただくスタッフも募集して、手探りで運営を始めました。
委託者の泉佐野市さんもその辺は理解していただき、運営の負担にならないように配慮もしてくれて、時折ミスもしながらも市の担当者の方は寛容に受け止めていただき、今では不定期ながらもイベントも開催できるようにまでなりました。
▼活動が本格化する夏
法人化して3ヶ月で初年度の事業年度が終わり、バタバタしながら決算資料の作成などに追われながらも、本格的な活動を仕掛けていきました。
その基軸となるのが、やはり非法人時でも取り組んでいた「エリアリノベーション活動」です。
空き家・空き店舗を活用して新たな事業展開を面的に取り組んでいく、そういう取り組みで、今回は泉佐野市さんから委託事業として実施することになりました。
このプロジェクトは、単に空き家・空き店舗をリノベーションして新規事業を立ち上げるワークショップだけでなく、遊休不動産のオーナーに訴求するための講演会や、リノベーションする費用の一部補助など、一連した展開で遊休不動産の利活用を進めていくプロジェクトとして実施しました。
特に不動産オーナーでありながら、リノベーションまちづくりの発祥の地とも呼ばれる北九州市で商店街の代表も務めている、梯 輝元さんの講演会は、北九州市小倉魚町の商店街がなぜ再生できたかが、実践者だからこそわかるお話も聞けてお宝な講演会でした。
このプロジェクトとは別に、非法人時から取り組んでいる女性活躍推進プロジェクトである、「なりわいテーブル」「ミライ・カガヤク・ワークショップ」も開催しました。
少しずつ経済が回復し、外出自粛要請も緩和されてきたところですので、やはり女性の活躍がまちの活気には必要だと、2つのワークショップを通じて改めて感じさせていただきました。
▼さらに活動が加速化した秋
さて、イベントなども再開する様子が伺えた秋、VRSの活動がさらに加速化しました。
まずは、昨年に衰退した商店街の空き店舗を活用して、そのことにより、一気に空き店舗が埋まるという現象を引き起こした「つばさ通りリノベーション実践塾」と相乗効果を生み出すため、その沿道沿いにある空き物件を活用して、新たな事業を展開するプランを練り上げる「浜街道リノベーション実践塾」を開催しました。
今回のリノベーション実践塾は、エリアリノベーションを意識して物件探しをしましたので、参加してくれた人も相乗効果をイメージして物件の活用提案をしていただけた様子です。
もちろん2物件の活用提案のプレゼンは見事、不動産オーナーさんの心に突き刺さり、来年4月のオープンに向け現在調整中です。
そして、「なりわいテーブル」受講修了生による「つむぎや実践マーケット」を開催し、「SHARE BASE つむぎや」だけの開催だったのと、他のイベントも開催していたこともあり、客足は今までより少なかったものの、出店者の楽しそうな笑顔が来てくれたお客さんの心を癒してくれ、一定の賑わいを見せてくれました。
このほか、夏に引き続き「ミライ・カガヤク・ワークショップ」も開催しました。
▼飛躍を誓う冬
いよいよ冬です。まだ全てが終わったわけではありませんが、この時期になってくると、行政の予算の時期でもあり、委託も含め次期の活動構想も立てる時期でもあります。
一方で土台を固めておく時期でもあり、今までなかなか取り組めていなかった「SHARE BASE つむぎや」と「つむぎやAmenity」の両出店者等との交流会を、石井の提案で開催することになりました。
個々の交流はあるものの、こうして一堂に会するのも初めてだったため、最初は緊張しながらも楽しい交流会となりました。参加者以外も含めアンケートをとったところこうした交流会は続けてほしいとのことでしたので、また開催させていただくことになりました。
そして、VRSで初めてとなる取り組みで、「アーティストインレジデンス」を3月までかけて開催することとなり、商店街の実在の店舗の壁などを使って、みんなで絵を描くイベントを開催することとなり、12月にそのコンセプト創りのワークショップを、全国で活躍されています、AK designの加藤文子さんと一緒に開催しました。
このほか、VRS主催ではないですが、前回のnoteでも紹介させていただきました、地元佐野工科高校の生徒たちによりますボードゲームカフェが「つむぎやAmenity」で開催されました。
▼1年を総括
法人化してから、非法人時の活動の成果が実を実らせ、衰退したまちがこのように賑やかになりました。
今後はこの流れを止めることなく、持続したまちづくりに取り組んでいきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。
▼お知らせ
それでは今年最後のお知らせをさせていただきます。
●つむぎやオープンマルシェ
日時:2023年1月29日(日)・2月12日(日)・2月26日(日)・3月12日(日)
・3月25日(土)・3月26日(日) いずれも10時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
つむぎやAmenity(泉佐野市栄町4番18号)
つむぎやオープン会場(泉佐野市栄町1235−6、1227-4)
内容:飲食、物販、サービス等を集めたマーケットイベントを開催します。ぜひお越しください。(出店者は各回とも異なりますので、決定しましたらHPやSNS等でお知らせします)
●地域住民と共創するアーティストインレジデンス
日時:2023年1月28日(土)・1月29日(日) いずれも10時〜、13時〜、15時〜
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)2階
内容:商店街を含むさの町場界隈で、各地で活躍しているアーティストを招き、その街に因んだ絵画をコンセプトから描写までみんなで創りあげていくイベント。ウォールアートの実践の前に瓶や植木鉢を使って描くことに慣れてもらうワークショップです。
▼今年最後のご挨拶
今年も一年、応援していただいた皆様、ありがとうございました。
おかげさまで、泉佐野市の中心市街地も活気づいてきました。
今まで駅前でイルミネーションをしていましたが、今年はなんとなく駅前も賑やかになったような気がします。
最後に浜街道リノベーション実践塾で誕生したプロジェクトのイメージスライドをいただきましたのでご覧ください。
最後にクリスマスもあと数時間で終わりですが、クリスマスの定番のこの曲を聴いていただき、今年最後の週末noteは締めさせていただきます。
来年もよろしくお願いします<(_ _)>
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