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問題を切り分けろ!

 最初に少し自慢させていただいても良いですか?
 このnoteですが、実は•••

前回のnote投稿後に表示されるメッセージ

なんと!

1年以上も継続して投稿してましたw
 本来なら95週間連続記録になっているはずですが、投稿のタイミングを間違えたのか、40週で途絶えてしまってからの55週連続となっています!( ̄ι_ ̄川ドヤッ!
 一般的には、継続して投稿しているとフォロワーさんが増えたりしたりするそうですが•••

横ばい…

普通のメンタルなら「スキ」もフォロワーも増えなかったら、辞めてしまいますよねwww
 そこが「諦めない」をモットーに頑張っている、一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)ですwww
 諦めが悪いのか、鈍感なのか•••わかりませんがねw
 それともう一つ、まとめnoteでも前回のnoteを取り上げていただきました。

「住宅・リノベ記事まとめ」
※画像をクリックしていただくとサイトに移動します。

 まあ、前回のnoteも「スキ」が少ないですけどね😭
 元々、スキの数にはこだわっていないと言ってますのでこちらとしては良いんですが、取り上げていただいたサイトに悪いなぁと思いながら•••
 そんな前置きはさておいて、なかなか一つの案件に複数の課題が出てきた時に全て解決しようとして、できなければ諦める人が私の周りでも少なからずいてますので、今回はそのことをテーマに書かせていただきます。

▼ビル・ゲイツ逸話

 みなさん、ビル・ゲイツってご存知ですよね?
 知らないって人はこちらをご覧ください。

 あのMicrosoft社の共同創始者です。
 Microsoftの社名は聞かれたことがある方は多いと思いますが、まだPCがエンジニアやプログラマーしか使えなかった時代に、WindowsというOSを開発し、特にプログラムの知識がなくても使えるようにした、あのMicrosoft社です。
 詳しいお話はビル・ゲイツやMicrosoft社、Windowsなどの関連本やサイトをご覧いただければと思います。

さて、

ビル・ゲイツの名言はたくさん紹介されていますが、有名な逸話を紹介させていただきます。

 ビル・ゲイツは、とあるセレモニーのために、「会場を花で飾ってくれ」と社員に指示し、社員は花屋さんに注文をし、セレモニーが行われる前までに花が届くように手配しました。
 セレモニー当日、雪のために道路が混雑し花の配達が遅れ、ビル・ゲイツは指示した社員にこっぴどく怒るそうです。

 さて、みなさんはこの逸話を聞いてどのように感じましたか?
 雪などの自然現象で花の配達が遅れるのは仕方ないと思いますか?
 それとも•••

花を注文したが、配達が遅れて怒られる原因とは?

 ビル・ゲイツが社員に言いたかったのは、「セレモニー開催前に花を届ける」ことであり、「セレモニーに飾る花を注文しろ」ではなかったのです。
 つまり、「花屋に注文する」のは「手段」であり、「セレモニー開催前に花を届ける」のは「やるべきこと」なのです。
 このように、手段とやるべきことを勘違いしている人が結構いたりします。
 ビル・ゲイツはWindowsという一般人にPCを使いやすくし、今のITやDXといったデジタル社会の基盤を築いた一人と言っても過言ではない人です。
 こういう世界は日進月歩で技術進歩をしており、スピード感が求められているものの、一方でスピード感重視のみでクオリティが低すぎると誰も評価しません。
 そのために、問題を切り分けることが大事だと、ビル・ゲイツが言いたいのだと思います。
 Windows11が提供されていますが、Windows全般的に言えることですけど、最初にテスト版として「ベータ版」を配信し、利用者から収集した情報を基に修正を加え、製品版に仕上げていくのですが、ここでもこの考えが生かされています。

Windowsはベータ版から完成版につなげている

▼やれることを考える

 Windowsの製品化のスキームは確かになるほどなと思わせるところがあります。もちろん製品化した後も不具合が発生したり、スパム攻撃を受けにくくするためにセキュリティホールという欠陥を修正したりして、日々改善されています。
 Windowsの考え方は、他の分野でも応用できることであり、例えば、行政で公共施設を使わないまま放置していたり、民間に売却したりしていますが、民間に売却する場合、民間の発想で違う使い方をされたりもするものの、売却もせずに放置している場合、この施設が国からの補助金で建設されたものであれば、民間に売却できずに(できますが、補助金を返還できないという理由からです)、耐震性が弱いとか、民間に貸すとなれば適切な賃料をもらわなければならない、一者(社)ありきで契約できないなどの理由で放置している場合などがあります。
 施設は使わなければ老朽化が進むので、近隣に住民がいるのであれば、余計に使わなければ、壁が剥落したりして近所の建物を損傷するとか、子どもたちが遊びにきて、瓦礫などにつまづき怪我をしてしまうなど、被害が余計に広がることが懸念されます。
 最悪の事態を避けるためには、まず問題を切り分けることが大事なのです。
 切り分けた問題の中ですぐに解決できること、工夫すれば解決できること、条件が整えば解決できること、どうしても解決できないことを分類し、解決できることから手をつけていけばいいだけなのに、どうしても解決できないことを並べて、全てできないことのような言い訳にしてしまいがちです。
 問題解決するための方法は、問題をシンプルにすることなのです。

問題をシンプルにし、解決に導くことが大事

▼リノベーションまちづくりも同じ

 古民家をリノベーションして新たな活用を考える場合、陥りやすい間違いに「歴史的な価値ある(と思い込んでいる)古民家だから人が来てもらえる」という勝手な思い込みで、見栄え良くリノベーションして事業が継続できなくて失敗する事例が多々あります。
 歴史ある古民家であっても、常に人が来るかどうかはまた別の話で、道の駅などでも古民家を使ったところはありますが、それで行政からの支援を受けずに採算が取れているかという話に繋がります。
 リノベーションまちづくりの基本は、リノベーションにかける費用と時間を極力少なくすることで事業を早く軌道に乗せて、基盤安定させることなのです。
 見込み客を当て込んで、オープンしたら客が来なかったという笑えないことも往々にして起こっている現象なので、どこにお金をかけるべきかを考えていくことが大事なのです。
 古民家は今の建築基準法に合わない建物が大半で、活用する場合は「既存不適格」という現行法で認められている範囲でリノベーションする必要があるわけです。
 ここにも大きな壁が立ちはだかっていて、この問題を全てクリアにしようとすると、新築物件が建てられるくらい費用がかかってしまいます。
 ここまで言うとお分かりの方もおられるでしょうが、リノベーションまちづくりもビル・ゲイツが言う「問題を切り分ける」考え方が必要なのです。
 歴史的な価値があっても事業採算が合わなければどうしようもないのです。
 リノベーションまちづくりにおける「セレモニーで花を用意する」は、「まちを動かすこと」であり、「花屋に頼む」ことは「古民家を活用してリノベーションする」なのです。つまり手段なのです。
 手段にいくらお金や時間をいても結果がでなければ、やっていないのと同じなのです。
 今週末10月22日(土)・23日(日)に「浜街道リノベーション実践塾」が開催されますが、こうした考え方を持って挑んでいただければなぁと思います。

 ということで、10月23日(日)17時から、「浜街道リノベーション実践塾・最終プレゼンテーション」をオンラインで開催しますので、ご都合が合う方はぜひご覧ください!

浜街道リノベーション実践塾・最終プレゼンテーション
※画像をクリックしていただくと申込サイトに移動します。

◎浜街道リノベーション実践塾・最終プレゼンテーション
〔開催日〕10月23日(日)17時〜18時30分
〔開催方法〕オンライン(ZOOM)
〔募集人数〕30人
〔参加費〕無料
  ※申込は上の画像をクリックしてください。

▼お知らせ

 さてお決まりの告知をさせていただきますw

ミライ・カガヤク・ワークショップ

◎ミライ・カガヤク・ワークショップ
〔内容〕お金のためだけに働くという考えから、自分の可能性を広げ、自分らしい働き方を探しだす女性限定のワークショップ
〔日時〕11月5日(土)、11月9日(木)、11月18日(金)、12月1日(木)、
    12月10日(土)、12月17日(土) いずれも13:00〜14:30
〔場所〕SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
〔募集人数〕10人
〔参加料〕5,000円
 ※詳細・申込は上の画像をクリックしてください。

 ビル・ゲイツの名言はたくさんありますが、また別の機会にご紹介できればと思います。
 来週は「浜街道リノベーション実践塾」本番のため、もしかすると連続記録が途絶えてしまうかも•••😱
 がっ、頑張ります💦


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