水出しコーヒーを考察するとドリップのイメージが湧きそうじゃない?
水出しコーヒーには2種類ある。
(1)HITASUDAKE式(浸漬式)
(2)滴下式(透過式)
それぞれの抽出でできあがるコーヒーの味わいを知っておくと、ドリップコーヒーを淹れるヒントになる。
本日、昨日失敗した滴下式水出しコーヒーにリベンジ。
見事、昨日の自分に勝利し、非常に濃厚な水出しコーヒーづくりに成功。
ところで、お店で提供する水出しコーヒーは、ゴクゴク飲めるタイプ。
香り高く非常にスッキリ。
HITASUDAKEタイプの特徴だ。
HITASUDAKEタイプと滴下式を端的に説明するとこう。
【HITASUDAKEタイプ】
水がたくさんあるところにコーヒーの粉がドボン。(お茶や紅茶の抽出と同じ)
【滴下式】
粉が深い層になっているところに水が一滴一滴、通り抜ける。
両者の違いは、たったこれだけ。
「粉が水にインするのか、水が粉にインするのか」。
粉と水が入れ替わるだけで、できあがるコーヒーの味わいは劇的に異なる。
これはそのまま、ドリップコーヒーにも応用できる。
「いまこの瞬間、ドリッパーの中には水(湯)と粉、どっちが多いのか?」
湯が多ければHITASUDAKEタイプ、粉が多ければ滴下式、それぞれの味わいに近いコーヒー液が落ちてくる。
今日は滴下式水出しコーヒーを味わいながらふと、ドリップの説明にも応用できそうだと思ったのでこんなネタを。
しかし…今日のコーヒーは濃厚すぎ(笑)
水割りかカフェオレだとおいしいかも。
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【お店の案内】
オンラインショップにて自家焙煎コーヒーを販売しています。
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