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コーヒーを売らない働き方
意志雄の本が売れた。
仕入れた5冊が完売。
そして買出しの途中で新たに5冊を仕入れに行く定休日。
cafe旅人の木は店名のとおりカフェだ。
店内でコーヒーをはじめとするドリンクとケーキの飲食に加え、テイクアウト、コーヒー豆やクッキーなどを物販として扱うお店。
そこでなぜか1冊の本を販売している。
シンプルに自分たちがいいなと思ったからだけではない。(いいなと思うだけの理屈でいけば、僕が好きな本ばかりで固めた、ビジネス書寄りのちょっとした書店になってしまう)
漫画家、随筆家、YouTuber、デザイナーなど、100の肩書きをもつとも言われる石田意志雄(敬称略)。
僕たちもショップカードや名刺を制作してもらった。
Tシャツも5、6枚は持っている。
グッズというか意志雄がデザインした石をお店のインテリアにしている。
扱う基準は信頼関係があるかどうかだ。
(空間に合うデザインかどうかというのもあるが)
たとえば、見ず知らずの他人が本を持ってきても扱わないし、万一、扱ったとしても自分たちはお客さんに推薦はできない。
推薦するとすれば見ず知らずのその他人だけだ。
(仕入れさせるだけで宣伝すらしない可能性もある)
結果的にデッドストックを抱えると同時に、熱をもって説明できない商品を扱うことのストレスも抱えることになる。
デッドストックの解消のために、無理やり売りつけるような形になれば、お客さんからの信用も失う。
売れて喜ぶのは見ず知らずの他人だけだ。
(次に仕入れさせるチャンスが得られる)
というかそもそも、そんな商品を扱うことはないが。
信頼関係があるから、意志雄はcafe旅人の木を宣伝してくれるし、cafe旅人の木は意志雄の本を推薦する。
本が売れれば、意志雄にもポイントが入る。
少なくとも、意志雄を知る人は増えるし、その作品が刺さればファンになってくれるかも知れない。
「信頼できる人の、いいなと思えるもの」を扱えるかどうかが重要だ。(メイン商材はコーヒーだが、セレクトショップのようなポジション)
コーヒー屋であってもコーヒーを売るだけがすべてではないなと実感した話。
自営で働くことについて書いています。
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