ダメな経営者

どうもお久しぶりです、やまだです。

現在僕は、conote inc.という会社を経営していて、主に①企業のマーケティングと②地方自治体のコンサルティングをやっています。

なんかそんなふうに言うといけ好かないシュッとした感じに見えるかもですが、割と泥臭いやーつですこれ、はい。


さて、そんな弊社なんですが、メンバーが優秀すぎて、正直僕いなくても既存の事業はきれいに回ってしまっています。

元々いたメンバーが優秀なのはまぁある意味では想定内なんですが、最近ではインターン生も、ガチ優秀で、事業回してくれるだけでなく、経営の数字の管理までやってくれてて、ほんとに僕やることがない。

ちょっと前のここから、更に成長を。。

つまり、僕、どんどんヒマな状態に。。

ただ、だからといって、売上/利益がたくさん出ているわけではなく、キャッシュ的なところだと苦労も多い(なんとかせねば...)。

「じゃーそこに注力しろよ!」

非常にそのとおりなんですが、売上/利益はどこまでいってもやっぱり手段にしか過ぎなくて、それ自体をモチベーションにするのは長期だと難しい(短期だと、ゲーム的におもしろかったりもするけど)。
だから世の中の企業は、Visionを持ってその実現に向かっているんだなと大変納得した次第です。


ぼくらの会社は、ある意味ではやむにやまれずスタートしたので、解決したい課題、Visionみたいなものを予め持っていませんでした。

※今読むと、だいぶ強いっすねこの頃の僕w


その後、会社を経営していく中で、何度も自分自身と向き合うことができ、僕自身を探究できました。

その結果、

「哲学」と「芸術」

この2つだな、と。

「哲学」については、ロジック積んでいく西洋哲学の方が性に合っていたんですが、どうにもその限界を感じ、東洋哲学に興味関心が移ってきました。

この2つの違いのイメージ

西洋哲学と東洋哲学.001


「じゃー「哲学」「芸術」の課題を見つけて、
ビジネスで解決していくのか?」

って言われると、それ自体にも結構な違和感が。。

そもそも「課題」って認識した瞬間に、それは「課題」として固定されちゃって、解決すべきものに成り下がっちゃってんじゃなかろうかとさえ思ってます。



と、脱線気味に色々いいましたが、要約すると、メンバーが優秀でやまだがヒマになっている、ということですね。(身も蓋もないw)


ここから実際にするかどうかはともかく、思考実験的に考えると

①メンバーの1人を経営者にして、やまだを放出
やまだの人件費分社内をリッチに、財務的により安定した状態で既存事業をさらに成長させていく。
→スモールビジネスモデル
②外から経営者を連れてきて、やまだを放出
経営者をスイッチすることによって、事業をスケールさせていく。既存の事業で見えている課題を世界的に解決するモデルを構築、リスクを負って展開する。
→スタートアップモデル

みたいな方が、conote inc.にとってはいいんじゃないかとさえ思います。
(自己評価が低いわけではなく、逆にめっちゃ高いんじゃないかろうかw)


こんなふうに考えられるようになったのは、conote inc.に飽きたからとかではなく、逆に愛着ありすぎて執着に変わってたって気づけたらからなんですよね。

「経営者だし、起業したからには自分がやらなきゃ・・・」
「メンバーの生活について責任があるから・・・」

みたいに思いすぎてたんですが、考えてみたらみんな優秀だし、僕が全部どうにかできるってのは驕りだったなと。
もちろん望まれれば、できる限りのことはしたいなって思いますが、「経営者だから、こうじゃなきゃダメだ」ってのは自分でかってに設けた「枠」だったと思います。


僕が一番大切にしているのは、自分では気付けない「枠」を、飛び越えて見せることで気付いてもらうことなのに、自分自身が「枠」をつくってたら世話ないですね。


なんか、解散するみたいな文章になってますが、直近そんな予定はありませんw


と、いうことで、最後にみなさんにお願い

ヒマなやまだの、良い使い方を教えて?

おあとがよろしいようで。


#経営 #起業 #スタートアップ  


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